金属お化け　　　ワープロ専用機
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開発現場にはキヤノンの初期のレーザービームプリンター
LBP-10TK(10KT?)といった型番のものがありました。これは
専用台に乗った冷蔵庫を横にした大きさのマシンで、液体
インクで印刷できましたが故障も多かったようです。

プリンターも帳票イメージを印刷するための専用のラインプ
リンターがありました。ロボコップに出てくる悪役警備ロボット
のようなデザインでした。15"連続用紙に揺れながら当時と
しては高速で印刷できました。これも数年は現役でした。
故障の時はIBMがちゃんと修理に来ましたが、説明書は
やはり英文でした。

このプリンターは数年後、メモレックスの同様の機能を持
つドットプリンターに交換しました。これはパソコン用プ
リンターのROMを交換し、半角英数字、半角カナを打ち出
せるようにしたもので、どちらも直接同軸ケーブルを接続
する仕様でした。型番はどちらも2068だったと思います。
2000年前にメモレックスが生産中止するというので、かな
り安く仕入れて予備として倉庫にぶち込んでいましたが、
結局使うことなく、システム一式が引退してしまいました。

マシン室の大掃除をした時にはプロッターのパーツとかも
出てきましたから、当初はプロッターもシステムに付属して
いたのかもしれません。


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