古本

不定期コラム Vol.565
2002/01/28作成


えらく大昔からとっかかってしまいましたが、目下の興味はパソコンの歴史
です。ただ、私が触ったのは大学の汎用コンピュータの端末だったり、就職
してからのシャープのポケコンが最初です。昭和63年になってマルチステー
ション5550に触ったのが初めてのパソコンですので、それ以前のマシンの
事はチンプンカンプンです。一応Web上の資料等は見ているのですが。

乏しい知識を補うために、ここのところ、機会があれば古本屋を覗いて古い
パソコンの本を買っています。昨日も3冊買いました。

絵ときコンピュータ(The Joy of Computers) ピーター・ローリ 東京書籍 S59
定価 \3200を\1000で。これは英国の8bitPC シンクレアのマシンの説明が
多くてちょっと当て外れでしたが、全く知らないバブルメモリの説明等があった
ので、きっと役に立つことでしょう。また苦手なチューリングについての説明も
あります。\1000は高いと思いましたが、趣味だから仕方ないですね。

痛快!コンピュータ学 坂村健 集英社インターナショナル 1999 \1700
作者は例のTRONの先生です。集英社発行なのに何故か(明記されていませ
んが)小学館のビッグコミックのゴルゴ13と思われる人物が活躍するイラストが
あちこちにあったりして結構面白いです。歴史についてもトランジスタの発明等
丁寧に画像付きで説明してありましたので、これも参考になりそうです。

マルチメディア 西垣通 岩波新書339
理論の説明が多くてパソコンの情報はあまりありませんが、Windows3.0の
頃のマルチメディアパソコンについての記述がありましたので、穴塞ぎ用に
買いました。ただ、GUIやハイパーメディアの始祖としてダグラス・エンゲル
バート、ヴァネーヴァー・ブッシュといったエンジニアの名前が出ているので
後で何らかのキーになるかもしれません。

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