ThinkPad Clubの方でHDDの容量を変更するツールの話が
出ていたので、気になって急遽試してみました。もちろん
本業のTP570のリカバリーCD作成が終わっていたというのも
あるのですが。
倉庫にあったTP365XとTP365XDを取り出してきましたが、
引越しのドサクサでTP365XDのFDDが見当たりません。
仕方なくTP365Xの方で検証を開始しました。
まずはDARA 12GBを装着しての挙動確認です。FDDを
読みにいくというそぶりはありませんので、ThinkPadの
表示のままハングしているというところですね。
次に米IBMのホームページからBIOS騙しツールをダウン
ロードしました。
過去にBIOS騙しツール(DM&DG)で紹介したこともある
米IBM Storage(記憶装置)部門のWEBサイト
http://www.storage.ibm.com/techsup/hddtech/welcome.htm
IBM Hard disk drives Support Utilities(US
IBM) の幾つかの
ユーティリティの中からIBM Feature Toolをダウンロードしました。
説明には"Change the predefined capacity
of the drive.
This option can be used in situations where
there is a BIOS
limitation and the drive is not recognized. "とありました。
任意のフォルダーにダウンロードして起動してFDDにツールを
インストールします。出来あがったフロッピーでHDDの容量変更を
しようという訳です。
TP365Xでは8GB超のHDDを装着しただけで起動できませんので
HDDの容量変更作業はTP600X上で行いました。金具の装着が
面倒なので、セカンドディスクアダプターにベアドライブを装着し、
本体の内蔵HDDは取外し、フロッピーから起動させました。ドライブ
の変更は簡単ですぐに6GBにできました。
できたHDD、を再度TP365Xに装着しました、しかし状態は最初と同じ
でした。TP600X上ではFDISKで5712MBとなっているのは確認済み
です。しかし8GB超のHDDを装着した場合と同じなので、ツールでの
容量変更がTP365Xには受け入られなかったようです。
ということで、BIOS騙しツール、あるいは容量変更ツールで8GB超の
HDDをTP365Xに繋いでも使えないと言い切ってよいと思います。
他のツールDisk Manager2000というツールもありますが、基本的には
同じ効用を発揮するソフトでしょうから、今回と同じ結果になるのでは、と
予想しています。本来はチェックすべきなのでしょうが、手抜きモード
ですね。
後はせっかく6GBにしたDARA 12GBなので、暇を見てTP560/Eあたり
でもチェックしてみるつもりです。
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*その後、実際にDM2000でうまくいっているようなので
追試する予定です。Column263以降〜 (2001/05/23追加)