ThinkPad 365X+KXL-808AN
不定期コラム Vol.102
2000/07/25初校
2000/07/28更新
【更新情報】TP760E系の問題追加
OSのインストールに必要になるDOSでのPCMCIA経由の
外付けCD-ROMを認識させる手順について触れています。
ここでの対象機種は下記のモデルです。
TP345C/CS,365E/ED,X/XD,535/E,560/E
TP760C/CD/L/LD,(760E/ED/EL)
チャンドラーII(NOS NP-40N:ただし互換モード時)
ここでの項目
前提 WIN95起動ディスク
ドライバの入手先 CD-ROMのドライバ
DOS用CARDドライバディスクの作成
ドライバ導入手順 導入結果
起動ディスク 起動ディスクの中身
動作確認リスト
TP760E/X系の問題(7/28追加)
CD-ROM起動ディスクへ
前提
他にconfig.sysやautoexec.batを修正できるマシンがある事。
WIN95 OSR2での起動ディスクについて触れています。
WIN98の起動ディスクは通常2枚組みなので、1枚に収める作業が
必要ですが、これについては、また改めて触れます。
WIN95起動ディスク
WIN95でアプリケーションの追加・削除の項で
作成できる起動ディスクの中身です。
DRVSPACE.BIN BILING.SYS JFONT.SYS JDISP.SYS
JKEYB.SYS
JKEYBRD.SYS ANK16.FNT ANK19.FNT
KANJI16.FNT CONFIG.SYS
COMMAND.COM FORMAT.COM SYS.COM
HIMEM.SYS FDISK.EXE
ATTRIB.EXE EDIT.EXE REGEDIT.EXE
SCANDISK.EXE SCANDISK.INI
DEBUG.EXE CHKDSK.EXE UNINSTAL.EXE
23 個 1,222,021 バイトのファイルがあります.
0 ディレクトリ 14,336 バイトの空きがあります.
このままではPCカードやCD-ROMのドライバが入らないので
少しファイルを削除しないといけません。
必要性が少なそうなものから削除します。
SCANDISKは有った方が良いのですが、FORMATしてからの
作業なので、あまり必要無いな、と判断しました。
ATTRIB .EXE 16,356 96-09-05 11:11
DEBUG .EXE 24,042 96-09-05 11:11
DRVSPACE.BIN 65,207 96-09-05 11:11
REGEDIT .EXE 111,104 96-09-05 11:11
SCANDISK.EXE 145,716 98-01-28 6:15
SCANDISK.INI 7,332 96-09-05 11:11
UNINSTAL.EXE 77,216 96-09-05 11:11
を削除します。
今回は他に編集するためのマシンがあるという
前提でEDIT.EXEも削除しています。
ドライバの入手先
PC CARD用ドライバは下記から入手します。
98/06/03付 16bitPCIC搭載機(下記) DOS用
PCカード・ディレクター DOS,Windows 3.1 V4.07
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/hrp209/
TP345x/365x/535x/560x/760x/765xシリーズ
PCカード・ディレクター(DOS,WIN3.1) V4.07
登録名 HRP209.EXE
対応機種 TP345C/CS,365X/XD,535/E,560/E,760C/CD/L/LD
TP760E/ED/EL/XD/XL,765D
*TP760XL,765Dではすんなり認識しないので、TP560X用をお勧めします。
CD-ROMのドライバはCD-ROM付属のフロッピーディスクの
\DOSフォルダーの中のものを使用します。
CD-ROMのドライバ
Panasonic KXL-808ANのセットアップディスクのDOS用のドライバの
フォルダ、A:\DOSの中身は下記の通りです。
README .TXT 42,460 98-02-12 16:09
README98.TXT 30,152 98-02-12 21:12
KMESATCD.SYS 18,336 98-02-18 15:17
ATASMGR .SYS 14,418 98-02-17 15:23
ATAS365 .SYS 14,272 98-02-17 15:23
README.TXTを読むと使い方があるので、それを参考にします。
ATASMGR.SYS : カードマネージャー対応のATAPIマネージャー
ATAS365.SYS : PCMCIAコントローラーLSI(Intel
82365 完全互換LSI)を
直接制御するATAPIマネージャー とありますが、
ここでは前者を使用します。
直接コントロールするドライバについては、別途紹介します。
説明に有るカードマネージャーとは、PC CARDを使用できるように
するためのソフトウェアです。今回は
IBMのPC カード ディレクターを使用します。
書式およびオプションはREAD.MEを参照してください。
基本的には自動でできるはずですが、マシンによっては変更が
必要かもしれません。
/PORT=XXX で、I/Oウィンドウのベースアドレス
/INT=X で、IRQ番号(割り込み番号)といったオプションの指定が可能です。
CD-ROMデバイスドライバー(KMESATCD.SYS)は
ATAPIマネージャーを経由してCD-ROMプレーヤーを
動作させるドライバです。
ATAPIマネージャーの後に登録する必要があります。
DEVICE=<ドライブ:><パス>KMESATCD.SYS
[/D:<デバイス名>]で、
/D:<デバイス名>
CD-ROMデバイスドライバーに付けるデバイス名を指定します。このデバイス
名が「MSCDEX.EXE」の「/D:」オプションで指定するデバイス名になります。
WEB上でのドライバのURL
http://www.kme.panasonic.co.jp/kikusui/ja/cdrom/kxl808an/download.htm
DOS用CARDドライバディスクの作成
HRP209.EXEを
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/hrp209/
からダウンロードして、任意のフォルダーにCOPYします。
DOS窓で実行します。
HRP209.EXEを実行すると、自己解凍方式なので、
ファイルがずらずらと作成されます。
HRP209.EXEを削除します。
作成されたファイルをフロッピーディスクにXCOPYします。
C:>XCOPY C: /S A:\
(*XCOPYは複数のファイル、フォルダを丸ごとCOPYするコマンドです)
/SはサブディレクトリをCOPYするためのオプションです
(Windowsのエクスプローラーでも構いません)
作成したPC CARDドライバディスクの中身は下記の通りです。
ドライブ A: のボリュームラベルはありません.
ディレクトリは A:\
$ICPMDOS.EXE $ICPMDOS.INI ATAMNTD.EXE ATAMNTW.EX_ ATAMNTW.HL_
AUTODRV.DOC AUTODRV.SCR AUTODRV.SYS
AUTODRVW.SEL AUTOUTL.EXE
AUTOUTLW.EX_ AUTOUTLW.HL_ BON_GAME.SCR
CARDPWR.EXE COM_FD.SCR
DICRMU01.SYS EZLAUNCH.EX_ EZLIB.DL_ EZPLAY.EXE EZPLAYW.EX_
EZPLAYW.HL_ EZPLAYW.INI FCHECK.EXE FFORMAT.EXE FLSHDMTD.SYS
FUT_SCSI.SCR IBMDOSCS.SYS IBMDSS01.SYS IBMDSS04.SYS IBMDSS14.SYS
IBMVCD.386 IBM_3270.SCR IBM_ETHR.SCR
IBM_SCSI.SCR IBM_TOKN.SCR
MASETUPD.EXE MASETUPD.MSG MASETUPW.EX_ MASETUPW.HL_ MODEM_1.SCR
MODEM_2.SCR MODEM_3.SCR MODEM_4.SCR
PAWATA.SYS PAWATAS.SYS
PAWATASF.SYS PCMCIA.CRD PCMCUSTD.EXE PCMCUSTW.EX_
PCMCUSTW.HL_
PCMINST.DAT PCMINST.EXE PCMINSTD.BAT PCMINSTW.DAT PCMINSTW.EXE
PCMSEL.001 PCMSEL.002 PCMSEL.004
READ.ME THINKPAD.IDP
UINSTALL.EXE
61 個 1,175,021 バイトのファイルがあります.
0 ディレクトリ 266,240 バイトの空きがあります.
$ICPMDOS.EXE 20,580 97-03-12 3:06
$ICPMDOS.INI 8,596 96-06-19
1:05
ATAMNTD .EXE 38,665 97-06-10 1:00
ATAMNTW .EX_ 60,641 97-06-10 1:00
ATAMNTW .HL_ 8,936 97-06-10 1:00
AUTODRV .DOC 31,122 95-06-13 2:00
AUTODRV .SCR 4,788 96-01-11 20:51
AUTODRV .SYS 8,361 95-06-13 2:00
AUTODRVW.SEL 196 96-01-11 20:42
AUTOUTL .EXE 29,727 95-04-13 2:00
AUTOUTLW.EX_ 31,461 97-06-10 1:00
AUTOUTLW.HL_ 10,294 97-06-10 1:00
BON_GAME.SCR 453 95-05-12 2:00
CARDPWR .EXE 9,951 96-01-18 1:00
COM_FD .SCR 612 95-05-12
2:00
DICRMU01.SYS 12,748 97-03-12 1:30
EZLAUNCH.EX_ 14,019 97-06-10 3:00
EZLIB .DL_ 9,077 97-06-10
3:00
EZPLAY .EXE 89,006 97-06-10
3:00
EZPLAYW .EX_ 60,358 97-06-10
3:00
EZPLAYW .HL_ 23,241 97-06-10
3:00
EZPLAYW .INI 459 95-07-14
3:00
FCHECK .EXE 25,417 96-06-04
1:03
FFORMAT .EXE 18,309 96-06-04 1:03
FLSHDMTD.SYS 8,045 97-03-12 1:05
FUT_SCSI.SCR 600 95-05-12
2:00
IBMDOSCS.SYS 43,104 97-04-08 3:15
IBMDSS01.SYS 16,032 97-07-14 2:05
IBMDSS04.SYS 13,900 97-07-14 2:03
IBMDSS14.SYS 15,818 97-07-14 2:06
IBMVCD .386 8,268 97-03-12
1:02
IBM_3270.SCR 940 95-05-12
2:00
IBM_ETHR.SCR 1,365 95-05-12 2:00
IBM_SCSI.SCR 580 95-05-12
2:00
IBM_TOKN.SCR 1,827 95-05-12 2:00
MASETUPD.EXE 25,651 97-06-10 3:20
MASETUPD.MSG 4,353 95-05-10 3:20
MASETUPW.EX_ 36,581 97-06-10 3:20
MASETUPW.HL_ 9,066 97-06-10 3:20
MODEM_1 .SCR 787 96-01-11 20:41
MODEM_2 .SCR 787 96-01-11 20:41
MODEM_3 .SCR 787 96-01-11 20:41
MODEM_4 .SCR 787 96-01-11 20:41
PAWATA .SYS 10,763 97-03-12 11:15
PAWATAS .SYS 13,253 97-03-12 11:15
PAWATASF.SYS 47,480 97-01-31 1:04
PCMCIA .CRD 24,106 96-07-04 13:19
PCMCUSTD.EXE 65,305 97-06-10 1:02
PCMCUSTW.EX_ 27,787 97-06-10 1:01
PCMCUSTW.HL_ 7,208 97-06-10 1:01
PCMINST .DAT 4,383 97-06-27 13:48
PCMINST .EXE 62,664 97-06-10 3:20
PCMINSTD.BAT 25 95-06-21 14:43
PCMINSTW.DAT 5,182 97-06-27 13:48
PCMINSTW.EXE 69,520 97-06-10 4:03
PCMSEL .001 9,478 95-06-29 11:57
PCMSEL .002 9,466 96-01-29 16:50
PCMSEL .004 9,440 97-03-13 14:08
READ .ME 29,183 96-06-12 15:45
THINKPAD.IDP 1,746 95-12-04 14:05
UINSTALL.EXE 71,737 92-09-09 19:06
READ.MEによるファイルの説明(以下、引用)
6.2 PC カード ディレクター (DOS,Windows)
READ .ME : 本ファイル
PCMINSTD.BAT : DOS インストーラ
UINSTALL.EXE : DOS インストーラ
PCMINST.DAT : DOS インストーラ データ・ファイル
PCMINSTW.EXE : Windows インストーラ
PCMINSTW.DAT : Windows インストーラ データ・ファイル
PCMCIA.CRD : PCカード・サポートリスト
PCMINST.EXE : DOS インストーラ
PCMCUSTD.EXE : DOS PCMCIAドライバー選択・ユーティリティー
MASETUPD.EXE : DOS UMB設定・ユーティリティー
MASETUPD.MSG : DOS UMB設定・ユーティリティー
ヘルプ
THINKPAD.IDP : DOS インストーラ データ・ファイル
EZPLAY.EXE : DOS PC カード ディレクター
EZPLAYW.EX_ : Windows PC カード ディレクター
EZPLAYW.INI : Windows PC カード ディレクター
データ・ファイル
EZPLAYW.HL_ : Windows PC カード ディレクター
ヘルプ
EZLIB.DL_ : Windows PC カード
ディレクター ライブラリ
EZLAUNCH.EX_ : PC カード ディレクター
ランチャー
PCMCUSTW.EXE : Windows PCMCIAドライバー選択・ユーティリティー
PCMCUSTW.HL_ : Windows PCMCIAドライバー選択・ユーティリティー
ヘルプ
MASETUPW.EX_ : Windows UMB設定・ユーティリティー
MASETUPW.HL_ : Windows UMB設定・ユーティリティー
ヘルプ
IBMDOSCS.SYS : DOS カード・サービス
IBMDSSxx.SYS : DOS ソケット・サービス
DICRMU01.SYS : DOS リソース・マップ・ユーティリティー
$ICPMDOS.EXE : DOS PCMCIAパワー・マネージャー
BMVCD.386 : Windows 3.1 VCD
AUTODRV.SYS : DOS オート・コンフィグレータ
AUTODRV.SCR : DOS オート・コンフィグレータ
スクリプト・ファイル
AUTOUTL.EXE : DOS オート・コンフィグレータ・ユーティリティー
AUTOUTLW.EX_ : Windows オート・コンフィグレータ・ユーティリティー
AUTODRVW.SEL : Windows オート・コンフィグレータ・ユーティリティー
データ・ファイル
AUTOUTLW.HL _ : Windows オート・コンフィグレータ・ユーティリティー
ヘルプ
AUTODRV.DOC : オート・コンフィグレータ
READ.ME ファイル
*.SCR : オート・コンフィグレータ
サンプル スクリプト
ATAMNTD.EXE : DOS ATA マウント ユーティリティー
ATAMNTW.EX_ : Windows ATA マウント
ユーティリティー
ATAMNTW.HL_ : Windows ATA マウント
ユーティリティー ヘルプ
PAWATA.SYS : DOS ストレージ・ドライバー
(ATA)
PAWATAS.SYS : DOS ストレージ・ドライバー
(ATA,SRAM)
PAWATASF.SYS : DOS ストレージ・ドライバー
(ATA,SRAM,FLASH)
FLSHDMTD.SYS : DOS ストレージ・ドライバー
(FLASH MTD)
FCHECK.EXE : DOS FLASH PC カード
ローレベル・チェク・プログラム
FFORMAT.EXE : DOS FLASH PC カード ローレベル・フォーマット・プログラム
ドライバ導入手順
ここではWIN95(WIN98)の起動ディスクで起動させた後の
まっさらなHDDに導入することを想定しています。
【注意】
FAT32への導入はできません。その場合はA:の内容を
C:\THINKPADにCOPYするか、他のマシン経由で起動
ディスクに必要なファイルをCOPYしてください。
最終的に起動ディスクの内容が用意できれば構いません。
FAT32への導入の場合は以下は飛ばして、
起動ディスク へ進んでください。
既存のHDDに導入する場合、現在のCONFIG.SYSはバック
アップを取って削除か名前を変更しておくことを勧めます。
これは余計なドライバ等が組みこまれることによるトラブルを
未然に防ぐためです。
その後、ダミー用としてWIN95起動ディスクのCONFIG.SYSを
C:\にCOPYします。
【例】
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
DEVICE=EMM386.EXE ←CARDSOFTの場合と違って
EMM386.EXEはCONFIG.SYSに
追加されませんので、予め手動で
記述しておく必要があります。
FDDにドライバディスクを挿入し
A:>からUINSTALLと入力して、→Enter(以下、Entereキーを押す、の意味です)
----------------------------------------------
導入オプション
導入ドライブ
導入元のドライブ名(A-Z)を入力してください。
導入元ドライブ名...[A] (デフォルトはA)
Enter(改行) F1=ヘルプ F3=終了
----------------------------------------------
→Enterキーを押します
----------------------------------------------
メッセージ
導入元のディスケットなどのメディアをドライブ
A
に導入してEnter(改行) を押してください。
Enter(改行) Esc=取消
----------------------------------------------
→Enterキーを押します
----------------------------------------------
導入オプション
項目を選択し、Enter(改行)を押してください。 オプション 1
to 1/1
PCカード・サポート・ソフトウェア(DOS)の導入
Enter(改行) F1=ヘルプ F3=終了
----------------------------------------------
→Enterキーを押します
----------------------------------------------
PCカード・サポート・ソフトウェア(DOS)の導入
導入先のパス名
導入先のパス名を入力してください。
パス名は、ドライブ名およびサブディレクトリー名から成ります。
導入先のパス名...[C:\THINKPAD\ ] (デフォルト)
Enter(改行) Esc=取消 F1=ヘルプ
----------------------------------------------
→Enterキーを押します
導入中のメッセージが表示されCOPYが開始されます。
しばらく時間がかかります。
----------------------------------------------
PCMCIA ドライバーズ セレクター
使用したい機能を選択して、Enter-keyを押して下さい。
ストレージカード
下記のいずれも,使用しません。
ATAカードのみを使用
ATAとSRAMカードを使用
ATA,SRAM及びFLASHカードを使用
Enter(改行) F1=ヘルプ F3=終了
----------------------------------------------
「下記のいずれも,使用しません。」を↑↓キーで選択して
Enterキーを押します。
----------------------------------------------
PCMCIA ドライバーズ セレクター
使用したい機能を選択して、Enter-keyを押して下さい。
コモンイネーブラー
下記のいずれも,使用しません。
オートコンフィグレーターを使用
Enter(改行) ESC=前画面 F1=ヘルプ F3=終了
----------------------------------------------
「オートコンフィグレーターを使用」を↑↓キーで選択して
Enterキーを押します。
*最終的には使用しませんので、「使用しない」を選択しなくても結構です。
確認のダイアログ(四角い囲み)が表示されます。
----------------------------------------------
確認
システムファイルは編集されます。よろしいですか?
Enter=YES ESC=No
----------------------------------------------
→Enterキーを押します。
----------------------------------------------
メッセージ
導入が完了しました。
ディスケットを抜いてシステムを再起動してください。
Enter(改行)
----------------------------------------------
→Enterキーを押します。
----------------------------------------------
導入オプション
項目を選択し、Enter(改行)を押してください。 オプション 1
to 1/1
PCカード・サポート・ソフトウェア(DOS)の導入
Enter(改行) F1=ヘルプ F3=終了
----------------------------------------------
の画面に戻ります。
F3を押して終了します。
先頭へ
導入結果
C:\THINKPADに導入されたドライバ・ソフトの中身
[SCR] IBMDSS01.SYS IBMDOSCS.SYS
DICRMU01.SYS $ICPMDOS.EXE $ICPMDOS.INI EZPLAY.EXE CARDPWR.EXE
AUTODRV.SYS AUTOUTL.EXE FLSHDMTD.SYS PAWATA.SYS
PAWATAS.SYS
PAWATASF.SYS ATAMNTD.EXE FFORMAT.EXE
FCHECK.EXE PCMCUSTD.EXE
PCMCIA.CRD READ.ME PCMSEL.DAT
IBMDSS01.SYS 16,032 97-07-14 2:05
IBMDOSCS.SYS 43,104 97-04-08 3:15
DICRMU01.SYS 12,748 97-03-12 1:30
$ICPMDOS.EXE 20,580 97-03-12 3:06
$ICPMDOS.INI 8,596 96-06-19 1:05
EZPLAY .EXE 89,006 97-06-10 3:00
CARDPWR .EXE 9,951 96-01-18 1:00
AUTODRV .SYS 8,361 95-06-13 2:00
AUTOUTL .EXE 29,727 95-04-13 2:00
FLSHDMTD.SYS 8,045 97-03-12 1:05
PAWATA .SYS 10,763 97-03-12 11:15
PAWATAS .SYS 13,253 97-03-12 11:15
PAWATASF.SYS 47,480 97-01-31 1:04
ATAMNTD .EXE 38,665 97-06-10 1:00
FFORMAT .EXE 18,309 96-06-04 1:03
FCHECK .EXE 25,417 96-06-04 1:03
PCMCUSTD.EXE 65,305 97-06-10 1:02
PCMCIA .CRD 24,106 96-07-04 13:19
READ .ME 29,183 96-06-12 15:45
PCMSEL .DAT 9,478 95-06-29 11:57
C:\THINKPAD\SCRに導入されたドライバ・ソフトの中身
AUTODRV.SCR AUTODRV.DOC MODEM_1.SCR
MODEM_2.SCR MODEM_3.SCR MODEM_4.SCR
IBM_SCSI.SCR IBM_TOKN.SCR
IBM_ETHR.SCR IBM_3270.SCR FUT_SCSI.SCR
BON_GAME.SCR COM_FD.SCR
AUTODRV .SCR 4,788 96-01-11 20:51
AUTODRV .DOC 31,122 95-06-13 2:00
MODEM_1 .SCR 787 96-01-11 20:41
MODEM_2 .SCR 787 96-01-11 20:41
MODEM_3 .SCR 787 96-01-11 20:41
MODEM_4 .SCR 787 96-01-11 20:41
IBM_SCSI.SCR 580 95-05-12 2:00
IBM_TOKN.SCR 1,827 95-05-12 2:00
IBM_ETHR.SCR 1,365 95-05-12 2:00
IBM_3270.SCR 940 95-05-12 2:00
FUT_SCSI.SCR 600 95-05-12 2:00
BON_GAME.SCR 453 95-05-12 2:00
COM_FD .SCR 612 95-05-12 2:00
導入作業によって修正されたCONFIG.SYS
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
DEVICE=EMM386.EXE X=C800-CFFF
DEVICEHIGH=C:\THINKPAD\IBMDSS01.SYS
DEVICEHIGH=C:\THINKPAD\IBMDOSCS.SYS
DEVICEHIGH=C:\THINKPAD\DICRMU01.SYS /MA=C800-CFFF
DEVICEHIGH=C:\THINKPAD\$ICPMDOS.EXE
rem --- PCMCIA Clients Top --------
DEVICEHIGH=C:\THINKPAD\AUTODRV.SYS
rem --- PCMCIA Clients Bottom -----
起動ディスク
前述のCARDSOFT導入後のCONFIG.SYSを編集して、
起動ディスクのCONFIG.SYSにします。
WIN95の起動ディスクに必要なファイルをCOPYするバッチファイル(例)
REM EZCOPY.BAT FOR 365
COPY C:\THINKPAD\IBMDSS01.SYS A:
COPY C:\THINKPAD\IBMDOSCS.SYS A:
COPY C:\THINKPAD\DICRMU01.SYS A:
REM COPY C:\THINKPAD\AUTODRV.SYS A:
REM COPY C:\THINKPAD\ATASMGR.SYS A:
*$ICPMDOS.EXEはDOS用のPCMCIAパワー・マネージャーなので
外しています。
KXL-808AN付属のREADME.TXT(下記参照)のうちの(B)を適用して
AUTODRVを無効に。今回はCD-ROMを認識させる事だけが目的なの
で無効策を採用。
KXL-808AN付属のREADME.TXTの一部抜粋
6-9 IBM社製 PCカードユーティリティー PlayAtWill
をお使いの方へ
パソコンへのセットアップを正常に終了したにもかかわらず、パソコンの再
起動(リセット)時にパソコンがハングアップしてしまった場合は、以下の手
順で設定を変更してください。
(1) インターフェースカードを抜いて再度パソコンを立ち上げる。
(2) エディターを使用して、「CONFIG.SYS」ファイルを開く。
(3) 「CONFIG.SYS」ファイルに、次のいずれかの修正を行う。
(A) ATAPIマネージャー、CD-ROMデバイスドライバーの登録よりもうしろ
の行で、「AUTODRV.INI」が登録されるように修正する。
例) .......
DEVICE=C:\CDRMAT20\ATASMGR.SYS
/PORT=190
DEVICE=C:\CDRMAT20\KMESATCD.SYS
/d:PCMCIACD
.......
DEVICE=C:\EZPLAY\AUTODRV.SYS
C:\EZPLAY\AUTODRV.INI
(B) 「AUTODRV.INI」の行の先頭に REM
を記述する。
例)REM DEVICE=C:\EZPLAY\AUTODRV.SYS
C:\EZPLAY\AUTODRV.INI
※ この場合、PlayAtWillのオートコンフィグレーター機能は使用で
きなくなります。付属のインターフェースカード以外のPCカード
をご使用の場合は、(A)の手順で修正を行ってください。
起動ディスクのCONFIG.SYS(例)
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
DEVICE=EMM386.EXE X=C800-CFFF RAM
DEVICE=IBMDSS01.SYS /D
DEVICE=IBMDOSCS.SYS
DEVICE=DICRMU01.SYS /MA=C800-CFFF /SH=1
DEVICE=ATASMGR.SYS /PORT=190
DEVICE=KMESATCD.SYS /d:PCMCIACD
REM DEVICE=AUTODRV.SYS AUTODRV.INI
autoexec.batの例
MSCDEX.EXE /D:PCMCIACD /E /L:H
起動ディスクの中身
EMM386.EXE BILING.SYS JFONT.SYS JDISP.SYS
JKEYB.SYS
JKEYBRD.SYS ANK16.FNT ANK19.FNT KANJI16.FNT
COMMAND.COM
FORMAT.COM SYS.COM HIMEM.SYS FDISK.EXE
MSCDEX.EXE
IBMDSS01.SYS AUTOEXEC.BAT KMESATCD.SYS
IBMDOSCS.SYS CHKDSK.EXE
DICRMU01.SYS AUTODRV.SYS ATASMGR.SYS
CONFIG.SYS
24 個 978,156 バイトのファイルがあります.
0 ディレクトリ 257,024 バイトの空きがあります.
EMM386 .EXE 136,631 96-09-05 11:11
BILING .SYS 3,223 96-09-05 11:11
JFONT .SYS 22,790 96-09-05 11:11
JDISP .SYS 22,664 96-09-05 11:11
JKEYB .SYS 22,487 96-09-05 11:11
JKEYBRD .SYS 1,494 96-09-05 11:11
ANK16 .FNT 4,096 96-09-05 11:11
ANK19 .FNT 4,864 96-09-05 11:11
KANJI16 .FNT 260,576 96-09-05 11:11
COMMAND .COM 118,252 99-05-26 20:00
FORMAT .COM 65,031 98-01-28 6:15
SYS .COM 22,887 96-09-05 11:11
HIMEM .SYS 36,647 96-09-05 11:11
FDISK .EXE 78,540 96-09-05 11:11
MSCDEX .EXE 25,878 96-09-05 11:11
IBMDSS01.SYS 16,032 97-07-14 2:05
AUTOEXEC.BAT 33 00-07-23 3:59
KMESATCD.SYS 18,336 98-02-18 15:17
IBMDOSCS.SYS 43,104 97-04-08 3:15
CHKDSK .EXE 38,736 96-09-05 11:11
DICRMU01.SYS 12,748 97-03-12 1:30
AUTODRV .SYS 8,361 95-06-13 2:00
ATASMGR .SYS 14,418 98-02-17 15:23
CONFIG .SYS 328 00-07-23
4:08
*起動ディスクなので不可視属性のMS-DOS.SYSとIO.SYS等が
リストには載っていませんが、起動ディスク中にあります。
動作確認リスト
ドライバの対応機種は下記の通りです。
TP345C/CS,365X/XD,535/E,560/E,760C/CD/L/LD
TP760E/ED/EL/XD/XL,765D(下段はCardBus対応機)
実際に確認した機種 TP345CS,365X,560/E
動作しなかった機種 TP760XL,765D
動作保証対象外の機種 TP365E,530CS,NOS NP-40N(互換モード時)
TI系のPC CARDコントローラー搭載マシンで認識させるには
何かテクニックが必要と思われますが、私にはパッと見では
判りませんし、解明する時間もありません。したがって
TI系のコントローラー搭載のTP760XD/XL,765Dでは
TP560Xと同じタイプを勧めます。搭載コントローラーの
タイプが判らないTP760E/ED/ELでは、動かなかったら
同様にTP560X用のCARDSOFTの使用を検討してください。
TP760E/X系の問題
2000/07/28追加
TP760Eのユーザーの方から下記のCONFIG.SYSで
メルコのCD-ROMが動作したとのメールを頂きました。
[config.sys]
DOS=HIGH,UMB
DEVICE=HIMEM.SYS
device=EMM386.EXE RAM X=C800-DFFF
REM このX=パラメータはマニュアルに記載されていたものです。
DEVICEHIGH=BILING.SYS
DEVICEHIGH=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICEHIGH=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICEHIGH=JKEYB.SYS
REM 次の行は CardBus コントローラ用ソケットサービス
device=ibmdss14.sys
device=ibmdoscs.sys
REM 次の行は IDEカードとCD-ROMドライブのドライバ
device=melcdn.exe /d:melcdn01
lastdrive=z
[autoexec.bat]
@echo off
a:\mscdex.exe /d:melcdn01
このIBMDSS14.SYSは
日本IBMのWEB上のDOS用のドライバでは
TP570E用しか確認していません。
本体付属のドライバは実機が無いので確認できませんが
少なくとも現在動作対象となっているTP760E/ED/ELに
ついてはファイルが違う可能性がありそうです。
また、TP760EがTI-1130ということから、TP760E/ED/ELは
TP70XD/XLと同じくCARD SOFTの方が無難かもしれません。
どうしてもIBMのドライバでやりたい場合は、TP570E用の
ものを使ってみてください。米IBMに関してはこれから調査します。
また、TP570E用でTP769XL,765Dもチェックする予定です。
2000/05/31付 TP570E DOS用 PC Cardドライバー
V1.00
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/iwp103/
TP DOS用 PC Cardドライバー V1.00
登録名 IWP103.EXE
対応機種 TP570E,A20m/p,T20
(下記は補足説明からの抜粋です)
- IBMDOSCS.SYS : DOS用 カード・サービス・ドライバー
- IBMDSS14.SYS : DOS用 ソケット・サービス・ドライバー
- DICRMU01.SYS : DOS用 リソース・マップ・ユーティリティー
- CONFIG.SYS : CONFIG.SYSファイルのサンプル
作成したドライバディスクのCONFIG.SYSのサンプル
BUFFERS=20
FILES=30
STACKS=9,256
DOS=HIGH,UMB
SHELL=A:\COMMAND.COM /P /E:512
DEVICE=A:\DOS\HIMEM.SYS
DEVICE=A:\DOS\EMM386.EXE NOEMS X=D000-D7FF
DEVICEHIGH=A:\PCCARD\IBMDSS14.SYS
DEVICEHIGH=A:\PCCARD\IBMDOSCS.SYS
DEVICEHIGH=A:\PCCARD\DICRMU01.SYS /MA=D000-D7FF
/SH=1 /IX=5,10,11,15
LASTDRIVE=P
チャンドラーII(NOS NP-40N)はデバイス的にはTP235と同じですが、
BIOSのデバイスの設定でPC CARDを互換モードにすると認識しました。
最終的には
動作可能と思われる機種
TP345C/CS,365E/ED/X/XD,535/E,560/E,760C/CD/L/LD
TP530CS,NOS チャンドラーII(NP40N:互換モード時)
判らないので動作しない場合はTP560Xと同じCARDSOFTが動くと思われる機種
TP760E/ED/EL
このドライバでは動作が困難でCARDSOFTの方が設定が楽な機種
TP760XD/XL,765D
というのが私の見解です。
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