ThinkPad 380E+KXL-808AN
不定期コラム Vol.98
2000/07/23
OSのインストールに必要になるDOSでのPCMCIA経由の外付け
CD-ROMを認識させる手順について触れています。
ここではTP380/E,385D/EDが対象です。
ここでの項目
前提           WIN95起動ディスク
ドライバの入手先   CD-ROMのドライバ
CARDSOFTドライバディスクの作成
ドライバ導入手順   導入結果
起動ディスク      起動ディスクの中身
動作確認リスト

                      CD-ROM起動ディスクへ

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前提
他にconfig.sysやautoexec.batを修正できるマシンがある事。
WIN95 OSR2での起動ディスクについて触れています。
WIN98の起動ディスクは通常2枚組みなので、1枚に収める作業が
必要ですが、これについては、また改めて触れます。

PC CARDコントローラーはCL-PD6729で、同じコントローラーを
搭載しているのはTP380/D/E/ED,385D/ED,560/Eです。ただし、
TP560/EはZVポートに対応していないので、対応ソフトウェアが
TP560/E(PC CARD DIRECTOR)とTP380/E,385D/ED(CARD WORKS)と
に分かれます。

ここではTP380/D/E/ED,385D/EDについて触れます。

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WIN95起動ディスク
WIN95でアプリケーションの追加・削除の項で
作成できる起動ディスクの中身です。

 DRVSPACE.BIN   BILING.SYS    JFONT.SYS   JDISP.SYS  JKEYB.SYS
 JKEYBRD.SYS   ANK16.FNT    ANK19.FNT   KANJI16.FNT CONFIG.SYS
 COMMAND.COM  FORMAT.COM  SYS.COM    HIMEM.SYS  FDISK.EXE
 ATTRIB.EXE   EDIT.EXE   REGEDIT.EXE  SCANDISK.EXE  SCANDISK.INI
 DEBUG.EXE   CHKDSK.EXE  UNINSTAL.EXE
 23 個 1,222,021 バイトのファイルがあります.
 0 ディレクトリ 14,336 バイトの空きがあります.

このままではPCカードやCD-ROMのドライバが入らないので
少しファイルを削除しないといけません。
必要性が少なそうなものから削除します。
SCANDISKは有った方が良いのですが、FORMATしてからの
作業なので、あまり必要無いな、と判断しました。

 ATTRIB .EXE     16,356 96-09-05 11:11
 DEBUG  .EXE    24,042 96-09-05 11:11
 DRVSPACE.BIN   65,207 96-09-05 11:11
 REGEDIT .EXE   111,104 96-09-05 11:11
 SCANDISK.EXE   145,716 98-01-28  6:15
 SCANDISK.INI      7,332 96-09-05 11:11
 UNINSTAL.EXE    77,216 96-09-05 11:11
  を削除します。

  今回は他に編集するためのマシンがあるという 
  前提でEDIT.EXEも削除しています。

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ドライバの入手先
PC CARD用ドライバは下記から入手します。
98/06/03付 TP380/D/E/ED,385D/ED カードソフト・ドライバー DOS V5.02.17
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/i1p423/
TP380/380D/385D/380E/380ED/385ED
カードソフト・ドライバー・ディスケット(DOS) V5.02.17
登録名 I1P423.EXE
対応機種 TP380/380D/385D,380E/380ED/385ED


CD-ROMのドライバはCD-ROM付属のフロッピーディスクの
\DOSフォルダーの中のものを使用します。

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CD-ROMのドライバ
Panasonic KXL-808ANのセットアップディスクのDOS用のドライバの
フォルダ、A:\DOSの中身は下記の通りです。
 README .TXT    42,460 98-02-12 16:09
 README98.TXT    30,152 98-02-12 21:12
 KMESATCD.SYS   18,336 98-02-18 15:17
 ATASMGR .SYS    14,418 98-02-17 15:23
 ATAS365 .SYS    14,272 98-02-17 15:23

  README.TXTを読むと使い方があるので、それを参考にします。
   ATASMGR.SYS : カードマネージャー対応のATAPIマネージャー
   ATAS365.SYS : PCMCIAコントローラーLSI(Intel 82365 完全互換LSI)を
       直接制御するATAPIマネージャー  とありますが、
  ここでは前者を使用します。
  直接コントロールするドライバについては、別途紹介します。

説明に有るカードマネージャーとは、PC CARDを使用できるように
するためのソフトウェアです。今回は
SystemSoftのCARDSOFTを使用します。

書式およびオプションはREAD.MEを参照してください。
基本的には自動でできるはずですが、マシンによっては変更が
必要かもしれません。
/PORT=XXX で、I/Oウィンドウのベースアドレス
/INT=X で、IRQ番号(割り込み番号)といったオプションの指定が可能です。

CD-ROMデバイスドライバー(KMESATCD.SYS)は
ATAPIマネージャーを経由してCD-ROMプレーヤーを
動作させるドライバです。
ATAPIマネージャーの後に登録する必要があります。

DEVICE=<ドライブ:><パス>KMESATCD.SYS [/D:<デバイス名>]で、

/D:<デバイス名>
CD-ROMデバイスドライバーに付けるデバイス名を指定します。このデバイス
名が「MSCDEX.EXE」の「/D:」オプションで指定するデバイス名になります。

WEB上でのドライバのURL
 
http://www.kme.panasonic.co.jp/kikusui/ja/cdrom/kxl808an/download.htm

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CARDSOFTドライバディスクの作成

ITP423.EXEを
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/i1p423/
からダウンロードして、任意のフォルダーにCOPYします。

DOS窓で実行します。
ITP43.EXEを実行すると、自己解凍方式なので、
ファイルがずらずらと作成されます。

ITP423.EXEを削除します。
作成されたファイルをフロッピーディスクにXCOPYします。
C:>XCOPY C: /S A:\
(*XCOPYは複数のファイル、フォルダを丸ごとCOPYするコマンドです)
 /SはサブディレクトリをCOPYするためのオプションです
(Windowsのエクスプローラーでも構いません)

作成したCARDSOFTドライバディスクの中身は下記の通りです。
A:\
+--INSTALL.EXE   DISK.ID   INSTALL.DAT
|
+--\CARDSOFT
| +--ATADRV.EXE   SS365SL.EXE    SSIBM720.EXE
| +--CS_APM.EXE    CSALLOC.EXE   SSVADEM.EXE
| +--SSCIRRUS.EXE  SSDBOOK.EXE   CARDINFO.EXE
| +--ATAINIT.EXE    ADAPTER.EXE    CSINFO.EXE
| +--FLASHCMP.EXE  MTHB2.EXE     SSCIR12V.EXE
| +--VCB.EXE       CARDID.SYS     SSZIPANG.EXE
| +--IBMLAN.CLB    SOCKETEA.CLB   LINKSYS2.CLB
| +--INTELLAN.CLB  IBMTOK.CLB     IBM3270.CLB
| +--WD.CLB       GENMODEM.CLB  GENATA.CLB
| +--TDKLAN2.CLB   XIRCOM.CLB     XIRDUAL.CLB
| +--CWLAN.CLB     PROXIM.CLB     SUNDISK5.CLB
| +--DLINK.CLB      LINKSYS.CLB    CBDAS.CLB
| +--FDCARD.CLB    CARDXTND.SYS   CS.SYS
| +--SSCBTI.SYS    CARDID.INI       CSALLOC.INI
| +--CONFIG.BAT    CNFGUTIL.EXE
| 
+--\FLASH
| +--FTL.EXE   MTDDRV.EXE   MTI2P.EXE
| +--MTAA.EXE   MTAB.EXE    MTI1.EXE
| +--MTSRAM.EXE  MCFORMAT.EXE  MTATM.EXE
| +--MTHB2.EXE  SSMSFLSH.SYS
| 
+--\CS_TOOLS
  +--SYSEDIT.EXE  CARD_BAP.EXE ADAPTER.EXE
  +--SSDETECT.EXE VCB.EXE    CSDETECT.EXE

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ドライバ導入手順
ここではWIN95(WIN98)の起動ディスクで起動させた後の
まっさらなHDDに導入することを想定しています。

既存のHDDに導入する場合、現在のCONFIG.SYSはバックアップを
取って削除か名前を変更しておくことを勧めます。

これは余計なドライバ等が組みこまれることによるトラブルを
未然に防ぐためです。

その後、ダミー用としてWIN95起動ディスクのCONFIG.SYSを
C:\にCOPYします。
【例】
 DEVICE=BILING.SYS
 DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
 DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
 DEVICE=JKEYB.SYS
 DEVICE=HIMEM.SYS

FDDにドライバディスクを挿入し
A:>からinstallと入力して、→Enter(以下、Entereキーを押す、の意味です)

(上段の表示)
CardSoft 5.32 Instllation Utility
Copyright 1993,1997
 SystemSoft Corporation
 システムソフト CardSoft 5.32 導入用ユーティリティ

(中段の表示)
Press [ESC] to quit ,any other key to contiunue....
 終了するには[Esc]キーを、
 続けるならそれ以外のいずれかのキーを押してください

→Enter(Enterキーを押します)

(上段)
CARDSOFT INSTALATION OPTIONS
Choose <WITH Flash Support> to install the entire CardSoft package
with support for all PCMCIA cards.Select <WITHOUT Flash Support>
to Install CardSoft with support for all cards except Flash.
 CARDSOFTの導入時のオプションの項です。
 あらゆるPC CARDをサポートするCardSoftの完全版を導入する場合は
 「Flash Cardサポート付き」を選択してください。

Choosing to install support for Flash cards can occupy as much as 106K
of RAM. If Flash cards are not needed on this unit,the user may
consider not installing Flash components.
 FlashCardをサポートする場合は106Kbytesメモリを食うので、
 もし、FlashCardが不用なら、FlashCard用の部分を導入しないと
 考えてもいいでしょう。

Choose <Add Flash Support> to add Flash card support to the
existing CardSoft software.
 「FlashCardサポートを追加する」選択肢は、既存のCardSoftに
 その機能を追加する場合に選んでください。

(中段)
WITH  Flash support (デフォルト)
 FlashCradサポートを導入します
WITHOUT Flash Support
 FlashCradサポートを導入しません
Add Flash Support
 FlashCradサポートを追加します

(下段)
Use ↑↓Keys to highlight the desired option.
Press <Enter> to select the option and contoine.
 希望するオプションをハイライトさせるのに↑↓のカーソルキーを
 使ってください。オプションを選択したらEnterキーを押して
 次に進んでください。

WITHOUT Flash Supportを選択して→Enterキーを押します

(上段)
DESINATION DIRECTRY
Specify the directory name for installing the CardSoft files.
 ディレクトリー(フォルダー)の決定
 CardSoftのファイルを導入するディレクトリの名前を決めます

(中段)
Directry Pathname
\CARDSOFT (カーソル ブリンク:点滅)
 ディレクトリ名
 \CARDSOFT (英語モードで動いているので、C:\CARDSOFTの意味)

(下段)
Use <Backspace> to erase \CARDSOFT and then type in the new directory name.
 削除するには<Backspace)で\CARDSOFTを消してから
 新しいディレクトリ名を入力してください

\CARDSOFT のままで→Enterキーを押します

(上段)
CONFIRM DRIVE AND DIRECTORY
 ドライブとディレクトリの確認
(中段)
Please confrm the directory
 ディレクトリ名を確認してください
\CARDSOFT YES (ブリンク:点滅)
   \CARDSOFT(\CARDSOFT)で構いません

(下段)
Use the <Space Bar> to toggle between YES and NO.
Press <Enter> to continue after the selections and complete.
 YESとNOを切りかえるにはスペースキーを使ってください。
 選択した後に続けるにはEnterキーを押してください

→Enterキーを押します。
→COPYが開始され、経過が表示されます。

(上段)
LOADING DRIVERS INTO CONFIG.SYS
 ドライバをCONFIG.SYSに導入します
Selecting <Update CONFIG.SYS> will allow the existing CONFIG.SYS
file to be changed. A backup of the original file will be made.
 「CONFIG.SYSをアップデート」を選択すると既存のCONFIG.SYSを変更します。
  元のファイルのバックアップが作られます。
Selecting <Create SAMPLE CONFIG.SYS> will generate a model CONFIG.SYS
file and save it in the \CARDSOFT sub-directory.
 「CONFIG.SYSのサンプルを作る」を選択すると一般的なCONFIG.SYSの
  モデルを作成して\CARDSOFTの導入されたフォルダに保存されます。

(中段)
Update Config.sys(ブリンク) (デフォルト)
 「CONFIG.SYSをアップデート」
Create SAMPLE CONFIG.SYS
 「CONFIG.SYSのサンプルを作る」

(下段)
Use ↑↓Keys to highlight the desired option.
Press <Enter> to select the option and contoine.
 希望するオプションをハイライトさせるのに↑↓のカーソルキーを
 使ってください。オプションを選択したらEnterキーを押して
 次に進んでください。

Update Config.sys(ブリンク)を選択して→Enterキーを押します
→FDDから読み出し音がして編集作業が自動で行われます

 この時c:\にconfig.sysが無い場合は下記の表示は出てきません。
 UpdateでもSAMPLEでも何も新規には作成されませんので、最初に
 行ったダミーのCONFIG.SYSをC:\にCOPYする意味が出てきます。

(上段)
The original CONFIG.SYS file was copied to CONFIG.001
 元のCONFIG.SYSはCONFIG.001としてCOPYされました。

(中段)
Press [Esc] to quit,any other key to continue...
 終了するには[Esc]キーを、
 続けるならそれ以外のいずれかのキーを押してください

(下段)
Use ↑↓Keys to highlight the desired option.
Press <Enter> to select the option and contoine.
 希望するオプションをハイライトさせるのに↑↓のカーソルキーを
 使ってください。オプションを選択したらEnterキーを押して
 次に進んでください。

→Enterキーを押します。

(上段)
MEMORY MANAGERS.
 メモリーマネジャー
To insure proper functionality of the CardSoft drivers under Windows,
a parameter must be added to the SYSTEM.INI. A backup copy of this
file will be made to preserve any changes.
 Windows(3.1やWFW)でCardSoftを正しく機能させるためには、SYSTEM.INIに
 正しいパラメーターを追加しないといけません。
Select <Add Parameter> to allow Installation Utility to add the
appropirate parameter to the memory manager.
Otherwise choose <DO NOT Add Parameter> to keep the present settings.
 「パラメーターを追加する」を選択すると
 (WIN31の)メモリーマネージャーに適正なパラメーターを追加します。
 既存の設定を保持するためには「パラメーターを追加しない」を選択してください。

(中段)
Add Parameter
 パラメーターを追加する
DO NOT Add parameter
 パラメーターを追加しない
  の選択肢が表示されます

(下段)
Use ↑↓Keys to highlight the desired option.
Press <Enter> to select the option and contoine.
 希望するオプションをハイライトさせるのに↑↓のカーソルキーを
 使ってください。オプションを選択したらEnterキーを押して
 次に進んでください。

要はDOS/WIN31用ソフトなので、WIN31でCardSoft(この場合はZVポート)
を使う必要がある場合はC:\WINDOWS\SYSTEM.INIに変更を加えないと
使えない、との説明です。今回はWIN95のための起動ディスク作りが
目的なので必要ありません。

DO NOT Add parameterを選択して→Enterキーを押します。

(上段)
INSTALLATION COMPLETE
 導入作業の完了
In order to activate the CardSoft software,the machine must be
rebooted.
 CardSoftのドライバを有効にするには再起動が必要です。
To exit to the DOS promot without rebooting,choose <Exit>
 再起動しないでDOSプロンプトに戻るなら、<Exit>を選択してください

(中段)
Rebooting,Exit and Use CTL-ALT-DEL (ブリンク)(デフォルト)
 再起動する場合はCtlキーとAltキー、Delキーを同時に押してください。

(下段)
Use ↑↓Keys to highlight the desired option.
Press <Enter> to select the option and contoine.
 希望するオプションをハイライトさせるのに↑↓のカーソルキーを
 使ってください。オプションを選択したらEnterキーを押して
 次に進んでください。

 Enterキーを押してプログラムを抜けます。
 EXITの選択肢は特に出ていなかった気がします。
 *修正されたCONFIG.SYSの編集が必要なため再起動はしないでください


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導入結果

C:\CARDSOFTに導入されたドライバ・ソフトの中身
VCB.EXE      ADAPTER.DAT   SSCIRRUS.EXE
SSCBTI.SYS    CARDXTND.SYS CS.SYS      CSALLOC.EXE   CSALLOC.INI
CONFIG.BAT   ATADRV.EXE   ATAINIT.EXE    MTDDRV.EXE   MTSRAM.EXE
GENMODEM.CLB SUNDISK5.CLB  GENATA.CLB   INTELLAN.CLB  DLINK.CLB
LINKSYS.CLB   SOCKETEA.CLB LINKSYS2.CLB  IBM3270.CLB   IBMTOK.CLB
IBMLAN.CLB   WD.CLB       CBDAS.CLB    PROXIM.CLB   XIRCOM.CLB
TDKLAN2.CLB   CARDID.SYS    CARDID.INI     CS_APM.EXE   CARDINFO.EXE
CNFGUTIL.EXE

VCB     .EXE    16,743 96-01-22 16:29
ADAPTER   .DAT       4  00-07-22 16:49
SSCIRRUS .EXE    10,523 97-04-24 17:33
SSCBTI   .SYS    28,592 97-02-20 18:33
CARDXTND .SYS    61,552 97-02-04 17:15
CS      .SYS    102,736 97-05-09 16:14
CSALLOC  .EXE    28,152 96-11-26 18:09
CSALLOC  .INI       188  96-12-10 19:13
CONFIG    .BAT      54  97-04-23 22:03
ATADRV   .EXE    15,612 96-10-07 21:05
ATAINIT    .EXE    12,740 96-03-20 11:15
MTDDRV   .EXE    24,016 96-10-23 19:03
MTSRAM  .EXE      5,809 95-11-16 17:51
GENMODEM.CLB       71 95-05-24 16:19
SUNDISK5 .CLB       96 95-05-24 16:19
GENATA   .CLB      72 95-05-24 16:19
INTELLAN  .CLB      325 95-05-24 16:19
DLINK     .CLB      424 95-05-24 16:19
LINKSYS   .CLB      130 95-04-26 13:38
SOCKETEA.CLB       135 95-05-24 16:19
LINKSYS2 .CLB       135 95-04-26 13:38
IBM3270  .CLB       118 95-05-24 16:19
IBMTOK   .CLB       459 97-04-23 17:40
IBMLAN   .CLB       389 95-05-24 16:19
WD      .CLB       749 95-01-20 17:22
CBDAS    .CLB       210 95-05-24 16:19
PROXIM   .CLB      94 95-05-24 16:19
XIRCOM  .CLB       197 95-05-24 16:19
TDKLAN2  .CLB       96 95-05-24 16:19
CARDID   .SYS    50,208 97-04-23 15:53
CARDID   .INI       1,290 96-12-10 19:16
CS_APM  .EXE      2,219 97-04-23 17:21
CARDINFO .EXE     20,375 96-12-10 23:13
CNFGUTIL .EXE     121,491 95-05-26 14:34


導入作業によって修正されたCONFIG.SYS

REM WIN95起動ディスクのCONFIG.SYS(上5行)
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM ここからCARDSOFTがインストールに修正したもの
DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE X=D000-D7FF
REM CardSoft(TM) 5.32 PCMCIA DRIVERS
DEVICE=C:\CARDSOFT\CARDXTND.SYS
DEVICEHIGH=C:\CARDSOFT\SSCIRRUS.EXE
DEVICEHIGH=C:\CARDSOFT\SSCBTI.SYS
DEVICEHIGH=C:\CARDSOFT\CS.SYS /POLL:1
DEVICEHIGH=C:\CARDSOFT\CSALLOC.EXE
DEVICEHIGH=C:\CARDSOFT\ATADRV.EXE
DEVICEHIGH=C:\CARDSOFT\MTSRAM.EXE
DEVICEHIGH=C:\CARDSOFT\MTDDRV.EXE
DEVICEHIGH=C:\CARDSOFT\CARDID.SYS
INSTALL=C:\CARDSOFT\CS_APM.EXE
REM ** MTDDRV.EXE NECESSARY FOR FLASH, and SRAM CARDS **

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起動ディスク

前述のCARDSOFT導入後のCONFIG.SYSを編集して、
起動ディスクのCONFIG.SYSにします。

WIN95の起動ディスクに必要なファイルをCOPYするバッチファイル(例)
REM CSCOPY.BAT FOR 560X
REM COPY C:\WINDOWS\EMM386.EXE A:
REM COPY C:\WINDOWS\COMMAND\MSCDEX.EXE A:
COPY C:\CARDSOFT\CARDXTND.SYS A:
COPY C:\CARDSOFT\SSCIRRUS.EXE A:
COPY C:\CARDSOFT\SSCBTI.SYS A:
COPY C:\CARDSOFT\CS.SYS A:
COPY C:\CARDSOFT\CSALLOC.EXE A:
rem COPY C:\CARDSOFT\ATADRV.EXE A:
rem COPY C:\CARDSOFT\MTSRAM.EXE A:
rem COPY C:\CARDSOFT\MTDDRV.EXE A:
rem COPY C:\CARDSOFT\CARDID.SYS A:
COPY C:\CARDSOFT\CS_APM.EXE A:


起動ディスクのCONFIG.SYS(例)
注釈行(REM文)は省いても構いません。
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM EMM386.EXEはC:\WINDOWSからCOPY
DEVICE=EMM386.EXE X=D000-D7FF
REM CardSoft(TM) 5.32 PCMCIA DRIVERS
DEVICE=CARDXTND.SYS
DEVICEHIGH=SSCIRRUS.EXE
DEVICEHIGH=SSCBTI.SYS
DEVICEHIGH=CS.SYS /POLL:1
DEVICEHIGH=CSALLOC.EXE
rem DEVICEHIGH=ATADRV.EXE
rem DEVICEHIGH=MTSRAM.EXE
rem DEVICEHIGH=MTDDRV.EXE
rem DEVICEHIGH=c:\cardsoft\CARDID.SYS
INSTALL=CS_APM.EXE
REM ** MTDDRV.EXE NECESSARY FOR FLASH, and SRAM CARDS **
REM 以下はCD-ROMドライバのDOSフォルダからCOPY
   DEVICE=ATASMGR.SYS /port=190
   DEVICE=KMESATCD.SYS /d:PCMCIACD
REM CD-ROMドライブ名をH:にするため念のため付加
   LASTDRIVE=H

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起動ディスクの中身
EMM386.EXE    BILING.SYS   JFONT.SYS   JDISP.SYS      JKEYB.SYS
JKEYBRD.SYS   ANK16.FNT    ANK19.FNT    KANJI16.FNT    CS_APM.EXE
COMMAND.COM  FORMAT.COM  SYS.COM   HIMEM.SYS     FDISK.EXE
ATTRIB.EXE    CARDID.INI    MSCDEX.EXE  KMESATCD.SYS ATASMGR.SYS
AUTOEXEC.BAT  CHKDSK.EXE  CONFIG.SYS  CARDXTND.SYS SSCIRRUS.EXE
SSCBTI.SYS    CS.SYS     CSALLOC.EXE CARDID.SYS
    29 個     1,199,819 バイトのファイルがあります.
     0 ディレクトリ    34,304 バイトの空きがあります

  *後でCARDID.SYSをCONFIG.SYSで無効にすることにしましたので
   CAEDID.INIはCOPYしなくても構わないと思います。
   CARDIDを有効にする場合は参照ファイルが多いので、
   CONFIG.SYSでC:\CARDSOFTを有効にする方がいいでしょう。
   該当部分が無効で動かないという例はまだ体験していません。


EMM386  .EXE      136,631 96-09-05 11:11
BILING   .SYS       3,223 96-09-05 11:11
JFONT   .SYS      22,790 96-09-05 11:11
JDISP    .SYS      22,664 96-09-05 11:11
JKEYB   .SYS      22,487 96-09-05 11:11
JKEYBRD .SYS        1,494 96-09-05 11:11
ANK16    .FNT       4,096 96-09-05 11:11
ANK19    .FNT       4,864 96-09-05 11:11
KANJI16  .FNT      260,576 96-09-05 11:11
CS_APM   .EXE      2,219  97-04-23 17:21
COMMAND.COM    118,252 99-05-26 20:00
FORMAT  .COM     65,031 98-01-28  6:15
SYS     .COM    22,887 96-09-05 11:11
HIMEM    .SYS     36,647 96-09-05 11:11
FDISK    .EXE     78,540 96-09-05 11:11
ATTRIB   .EXE     16,356 96-09-05 11:11
CARDID   .INI       1,290  96-12-10 19:16
MSCDEX  .EXE     25,878  96-09-05 11:11
KMESATCD.SYS     18,336  98-02-18 15:17
ATASMGR .SYS     14,418  98-02-17 15:23
AUTOEXEC.BAT       52  00-07-22 21:40
CHKDSK   .EXE     38,736  96-09-05 11:11
CONFIG   .SYS       589  00-07-22 22:23
CARDXTND.SYS    61,552  97-02-04 17:15
SSCIRRUS .EXE    10,523  97-04-24 17:33
SSCBTI   .SYS    28,592  97-02-20 18:33
CS      .SYS    102,736  97-05-09 16:14
CSALLOC .EXE    28,152  96-11-26 18:09
CARDID   .SYS    50,208  97-04-23 15:53

*起動ディスクなので不可視属性のMS-DOS.SYSとIO.SYS等が
 リストには載っていませんが、起動ディスク中にあります。

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動作確認リスト

TP380E
*(CD-ROM内蔵のTP380D/ED,385D/EDでは今回の作業は不要です。
 ATAPI接続のドライバがあれば簡単です。
 該当ドライバは日本IBMのFTPサイトにあるはずです。

http://www.ibm.co.jp/pccsvc/thinkpad.html
  PCハードウェア製品の修正及びサポート・プログラム
  ThinkPad用プログラム・リスト

 WIN98が実用になるか、を別にすれば、WIN98の起動ディスクでは
 ドライバが付属しています。したがって、この手の作業が必要になるのは
 TP380/E、
 内蔵CD-ROMが壊れた場合のTP380D/ED,385D/EDとなります)

      CD-ROM起動ディスクへ

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