夢、破れたりかな

不定期コラム Vol.44
2000/05/28更新

最近ThinkPad Clubを騒がす謎の広告。

http://www.ibm.co.jp/pc/thinkpad/index.html
にアクセスするとでてくる広告です。

ThinkPad Clubでの情報によれば
http://www.jp.ibm.com/pc/thinkpad/tizer.html
 だそうです。


中味を発表当日まで伏せて、消費者に期待を持たせるような
広告手法はかつての日産や、最近のソニー等が行っています。

問題は、期待する方の声よりも、なんじゃこりゃ、という否定的
な声が多い点です。

この広告に出てくるパソコンの画像がTP240そっくりなので、
TPiシリーズにTP240後継(海外ではTP240Xのような)がなる
のであれば、非難ごうごうでしょう。

期待させるのでなく、失望させるような予告広告なんてのは、
やればやるだけマイナスだと思います。一時的に注目は集
めても、本当に巷の予想通りのものが出てきたら、長年か
けて築いてきたブランドイメージは一瞬のうちにチャラに
なりかねません。業務向けはまぁ仕方ないとして、個人ユー
ザー離れに拍車がかかる,ことでしょう。噂のXGAサブノートも
出てきそうにないし。いいかげん業務用ルートでPanasonicを
扱うところを開拓しないといけないかもしれません。あまり
手は広げたくないのですけねぇ。

従来のTPの殻を破るために、TPiの携帯型ノートとして例えば
Aptivaとカラーリングを揃えたモデルを出しても、新規ユーザー
層の獲得という意味で効果あるかもしれません。ただし、既存
ユーザーの総スカンを食わないためには、カラーリングは従来
通りのTP240Xなりを出す必要があると思います。

従来とカラーリングを同じままで、TPiシリーズとして、TP240後
継が出てきたら歴史に残る下手なマーケティングとして
語り草になるのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、
現在のブランドイメージは長年の地道な努力の賜物です。
失うのは一瞬で始まります。

インターネットへのアクセスし易さという事で、Internetの頭文字
を取ってTP iというのは、既存のTPiシリーズが据え置き用途の、
どちらかというと安造りの傍流、携帯ユーザーからすれば鈍牛
イメージのノートパソコンと言うイメージが強いだけに危惧して
います。

やるなら全く従来と別のイメージでやってください。くれぐれも。
こだわりはどこに行ったのやら、なんて嘆かせる製品を出して
しまえば、今の地位も担当者のボーナスも、全ては夢、幻に
なることでしょう。

5/30に何が出るのか、アクセス集中でWEBサイトが飛ぶような
事はないでしょうけど、どうか、愛想を尽かされない代物が出て
くることを期待します。

2000/05/30が全TPユーザーの嘆きの日として語り継がれる
ことが無いよう、くれぐれもお願いします>IBM。
って、もう遅いのかな。やれやれ。

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