「パソコン創世記」の年表から

不定期コラム Vol.549
2002/01/17作成


以下は
パソコン創世記 富田倫生 TBSブリタニカ
ISBN4-484-94229-1 より自己に興味のある項目を巻末の表や本文の
内容から図書館で転記したものをベースにしています。書き写しなので
転記ミスがあるかもしれません。悪しからず。まだ取り寄せできるようなら
本屋で入手するつもりです。PCの歴史に興味がある方には是非お勧めします。


パソコンウォーズ最前線 大河原克行 オーム社 ISBN4-274-94548-0
パソコン入門 石田晴久 岩波新書39 ISBN4-00-430039-8
    も参考にしています。



後で、過去に作ったものと統合して、各年代の出来事をまとめられると
よいのですが。問題はDOS/Vとの抗争が激化した頃以降の文献がまだ
無いことです。一つのスタンダードの凋落の歴史などをまとめるのを最終
の目的としています。一般的には「失われた10年」なのでしょうが、DOS/V
フリークとしては「疾風怒濤の10年」でした。まぁ資料が無ければ自分で作
ってしまえばよいのですが、なかなか大変で。将来の課題ではあるのですが。

1995
春 パイオニア、Mac互換機
01 ラデイゥス、パワーコンピューティング、Mac互換機


1994
後半 DOS/V大攻勢。12月にはNECのシェア50%割れ報告も
第3,4四半期 日本IBM、シェア二桁に
12 MS、NT3.5発売
11 日本IBM、OS/2 Warp発売
   日本IBM、ビデオCD搭載PC
   エプソン、PCVシリーズ(DOS/V)発表
    PReP(PowerPC Referrence Platform)、後のCHRp(Common Hardware Referrence Platform)
10 NEC、66機種発表
08 AT互換サーバー(Express5800)の記事、日経に
06 NEC、PC-9801、累計出荷1000万台
   NEC、エプソンチェックを外す
   日本IBM、世界最小最軽量(当時)のカラーノートThinkPad230Cs
05 日本IBM、テレパソ(テレビパソコン)発表
03 アップル、PowerMac発表。品薄、アプリの互換性で移行進まず
01 コンパック、販売体制見直し


1993
10 富士通、FMV発表
   日本IBM、世界初のグリーンPC発表
   アップル、パフォーマー発売でブームに
05 MS、日本語Windows 3.1発売
   日本IBM、世界初のサブノートThinkPad220発表
03 Intel、Pentium発表
01 DELL 日本市場参入
   NEC、98Fellowと98Mate発表。BXのマザーボードをエリートから


1992
?? 東芝、ダイナブックEZ発表
10 コンパック・ショック
04 MS、Windows 3.1発売
02 エプソン、DECと提携、サーバーをダブルブランドに


1991
10 AIM連合(アップル、IBM、モトローラ)
03 NEC、PC-9801、累計出荷400万台

1990
10 日本IBM、IBM DOS 4.0/V (DOS/V)発表
05 MS、MS-Windows 3.0発売


1989
10 NEC、32ビットバスのNESAを発表
06 東芝、ノートPC"J3100SS"発表、07出荷。\198,000の低価格も衝撃
04 Intel、486発表
02 NEC、PC-9801、累計出荷200万台
   富士通、FM TOWNS発表


1988
09 EISA(IBMのMCA対抗の32ビットBus規格)発表
   NeXT、NeXTコンピュータ発表
?? NEC、PC-9801RA(80386-16)



1987
12 MS、MS-Windows 2.0発表
11 セイコーエプソン、NECと和解。以後、当初とは別のPC98互換機を出荷
09 アスキー、MS等14社とATの日本語規格、AXを発表
04 IBM、PS/2発表(32ビットBus MCA搭載)
03 NEC、PC-9801、累計出荷100万台
   セイコーエプソン、PC-9801互換機 PC286モデル0発表,04出荷(予定)


1986
10 NEC、PC-9801VX 0/2/4,VM21発表、11出荷
    VX:80286-10MHzとV30搭載,メモリ640KB,MS-DOS対応
   東芝、J-3100出荷
09 ロータス、1-2-3日本語版出荷
03 アスキー、MSとの独占代理店契約解消
01 MS、日本法人、マイクロソフト(株)設立。
01 東芝、HDD内蔵のLAPTOP T-3100出展、03に欧州、06に米で出荷


1985
11 MS Windows 1.0出荷 (84/11発表後、開発難航で当初より大幅遅れ)
08 ジャストシステム、一太郎発売
07 NEC PC-9801VM 0/2と同VF2。VMは2HD/2DD両対応のFDDと
    高速8086のV30-10MHzと8月発売の一太郎でベストセラーに。VF2詳細不明。
05 NEC PC-9801XA(PC100後継、ハイレゾ)と同U2(CPU V30+3.5"FDD)
    どちらもPC9801主流の系統との互換に問題有り。
04 XEROX Starを発売
02 NEC HDD内蔵のPC-9801M3発表、出荷。


1984
11 MS Windows 1.0発表 (出荷は開発難航で85/11)
   NEC、2HD対応(2DD未対応)のPC-9801M2(急遽用意されたFM-16β対抗機)
   富士通、FM-16β発表(ストップ・ザ・98,CP/M-86)
10 日本IBM、JX発表、即日出荷
09 NEC、PC-9801F3 (HDD内蔵)
08 IBM、80286のPC/AT発表
06 コンパック、初のデスクトップ互換機、デスクプロ発表
02 IBM、ポータブルPC発表
01 アップル、廉価版リサのマッキントッシュ発表


1983
12 NEC、PCに関する体制変更
11 NEC、PC-9801E (FからFDDを外す,8086-8MHz)発表
   IBM PC jr発表
秋 NEC、電子デバイス事業グループのPCからの撤退を決定
10 NEC、PC-9801FとPC-100発表。開発は別々の事業グループ(情報処理と電子デバイス)
   PC-100:革新的なGUIマシン。8086の能力ではテキスト処理はPC-9801に劣る
06 アスキー、8ビットの統一規格、MSXを提唱
03 IBM、HDD内蔵のPC/XTを上位機種として発表
   日本IBM、マルチステーション5550発表、06出荷。主力は高解像度(1024x768)
   Tandy、Tandy TRS Model 100 (ハンドヘルド機)
01 アップル、リサ発売。GUIは衝撃を起すが高価
    NEC、PC-8201(02出荷)とPC-8001mkII発表
    PC-8001mkII:8001の漢字フォントグラフィックスを強化,PC-8201は8bitのハンディ機
   オズボーン1 (5"Mono CRT,8bit,CP/Mの可搬機)


1982
11 コンパック、ポータブルIを発表
10 NEC、PC-9801(8086-5MHz)発表。
   東芝、パソピア16発表。継承すべき8ビットの資産が無いため苦戦
09 NEC、発表前のPC-9801をソフトハウスに貸与
03 NEC、N-10(=PC-9801)プロジェクト本格的にスタート
02 インテル、80286発表
春 MSのビル・ゲイツ、アルト型環境を目指す。Windowsの原点


1981
10 三菱電機、日本初の16ビット機「マルチ16」を参考出品。
   NEC、8ビット機と互換性を持つ16ビット機の開発を形式的スタート
09 NEC、PC-8801とPC-6001発表。
   PC8801:FM-8対抗の漢字対応上位機種
08 IBM、IBM PC発表
   孫正義、ソフトバンク設立
04 富士通、オプションで漢字ROM対応のFM-8(初の漢字パソコン)


1980
09 IBM、MSにOSの供給を打診。MSはSCP-DOSを購入してMS-DOSへと開発
07 IBM、社内でPCの開発計画始動。デジタルリサーチにOS、MSに言語の供給を打診


1979
11 アップルのジョブス等、XEROXパロアルト見学。アルトを出そうと決意
05 NEC、PC-8001(名称未定,Z80-4MHz)発表、09より出荷
02 Intel、8088発表 (内部16bit/外部8bit)


1978
06 Intel、8086発表 (16bit)
01 アルテア8800がヒット
   アップルI発売


〜1977
1977/05 アスキー創刊
1976/09 NEC、秋葉原にビットイン開設
1976/08 NEC、TK-80発表。予想外の売れ行き
1974/04 Intel、汎用の8080
       アップル、アップルII展示、06出荷
1973/10 NEC、N6300端末発表
1973/08 NEC、初のオフコン、システム100発表
1972/04 Intel、8bitの8008
1971/11 Intel、初のマイコン4004



汎用機関係の歴史については
日本コンピューター発達史 南澤宣郎 日本経済新聞社7310
 等が参考になります。

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