たまにはThinkPadネタを。
http://www.thinkpad-club.com/annex/c-board.cgi?cmd=one;file=338.msg;id=
元祖TrackPoint
PS/2 L40SXのオプションとして用意されたトラックボール兼マウス
というのがThinkPad ClubのAnnexに登録されています。
500系会議室(13)での一連のTrackPointの話の過程で出てきた
EB 1/99- PRODUCT DEVELOPMENT: The development of the IBM ... ... of the company's history. ... Yet the TrackPoint is the result ... manipulate the mouse. Cannavino disliked ... by the IBM development team ... Yamato--the trackball. He got ... 209.67.253.150/eb-mag/issues/1999/9901/0199pad.asp - 41k - キャッシュ - 関連ページ
GoogleのキャッシュをExciteの翻訳ツールをベースに意訳した
ものです。英語の成績はあまり良くありませんので、間違いはご勘弁を。
本来は書籍だったのでしょうか。
―― Ted Selker TrackPointの進歩
TrackPoint(キーボードに埋め込まれていた、下部まで赤色の(消しゴム一体型)
の鉛筆の後ろ側のようなもの)がThinkPadの製品ラインの特徴とすぐに判ります。
今日、TrackPointはIBMブランドのシンボルです。ThinkPadの広告で、IBMは「i」
の上に明るい赤いドットを置きます。また、そのTrackPointは、そのノートの起動
時の画面に同じドットを出します。しかし、TrackPointは企業革新を金に変える
錬金術に関するレッスンで幾つかのストレスを感じながら、タフで諦めずにいた
1人のIBMの科学者と彼の支持者達の8年の成果です。
1984年に、Ted Selkerはコンピューターのユーザがキーボードからマウスへ彼の手を
移すために3/4秒要し、元に戻るために更に3/4秒かかる事を示した研究を読みました。
Selkerは、ゼロックス・パロアルト研究センター(PARC)の研究者でした。彼は、それ
らの手を移動させないで済むマウスができたならば、時間と問題を省けるだろうと
思いました。Selkerはデスクトップ・キーボード上の「G」と「H」の間に突出する
ポインティングスティックとボトムエッジ(手前の縦面)に2つのクリックボタンを配
したモデルを作りました、底端へセットされたボタンをクリックします。不運にも
Selkerは他の任務を持ってたので、彼はそのモデルを棚に上げました。
3年後に、SelkerはIBMの科学者として働いており、彼の同僚、Joseph Rutledge、数学
者にプロトタイプを見せました。Selkerの回想:「彼はそれを気にいってました。それ
で私たちはそれに取りかかりました。私たちが最初に学習し、かつ、最も悲しいものは
100年間の研究が、スティックはポインティングに適さないという事でした。その後、
指圧力コントロールがスクリーンのまわりのポインターを移動させる非能率的な方法
であることを自分の研究が実証した時、私たちは、もっと落胆しました。」
次の4年以上をかけてSelkerとRutledgeはカーソルの動きをゆっくりとし、スティック
の動きの堅さを抑えた場合、人々がそれを正確に快適に使用できたことと判ったので
使い物になるプロトタイプを造りました。
「私は、ポインティングスティック(指し示す杖)が明白な考えであると思いました」と
Selkerが言います。「マウスを扱わずに、更に20%以上も編集する時間を入手できます。
私は、それをIBM、および会議と展示会で案内し始めました。多くの人々はそれを嫌い
ました。私はJohn Cox(IBM Fellow *IBMの超お偉いさん)のように、何人かの支持者を
見つけました。ジョンは発作にかかりました。彼の同僚のうちの数人が病院で彼を訪
れて、彼は何かがほしいかどうか尋ねた時、Johnは言いました、「私にTed Selkerの
キーボードの1つを手に入れてくれ。」"
SelkerとRutledgeが面した重要な問題は、セレクトリック・タイプライターの時期以来
ずっとIBMがそのキーボードで名声があり、ポインティングスティックはこの崇敬され
た遺産の完全性を破壊する(*神聖不可侵なものに手をつけるという意味で)という事で
した。加えて、SelkerとRutledgeは、製品管理者が発明を有効なものにする力があっ
た1人だということをすぐに悟りました。しかし、製品管理者もまた危険に反対する傾
向がありました--市場でテストされていない装備を承認するのに乗り気でありません。
Selkerは直接のこの現象を観察しました。彼は直ちに製品管理者へキーボードを運び
この一つ上の段階に上がる梯子を管理する幹部への新しいデバイスのデモンストレー
ションをした事を覚えています。「凄いでしょう?。私たちが作っても良いですか?」。
"その通り"。製品管理者は返答しました。「私がPおよびL(*製造物責任、あるいは
損益計算(Profits and Loss)でしょうか)の責任を負わない限り。」
Selkerの状況は特別なものではありませんでした。IBMの科学者の多くの発明は
研究所(ラボ)から逃れられませんでした。それらの特許は取られました。そして
それらは有用性が無い、あるいは市場性が無いと考えられて、ファイリング・キャ
ビネットと箱の中で放置されました。
IBMのXファイル?
Selkerについて幸運にも、Jim Cannavinoは、無視された技術に何年も魅了されました。
その時に、CannavinoはIBMのパソコン(Personal System)・グループのゼネラルマネー
ジャーでした。そして週末には有用な製品の覆いを取ることが期待できる古びたファ
イルを眺めたものでした。
本文付き(対訳版)は ここ
その2 へ
「だからThinkPadを買おう」特集 へ