スカンクワークス
不定期コラム Vol.6
2000/03/27
超音速の偵察機SR-71やステルス機を現実のものに導いた
スカンクワークスなる組織がかつてのロッキード社にあった
そうです。官僚組織と独立した今でいう社内ベンチャーのよう
なものらしいです。なんでこんな話をするかというと、ひとえに
日本IBMのサブノートで最近わくわくさせるモデルが出てこな
いからです。別にIBMががちがちの官僚組織だという気は
ありませんが、どうも最近のSONYに名をなさしめている現実
にふがいなさ、動きの悪さを感じるのは私だけでしょうか。
日本IBMが個人向けパソコンPS/55Zに乗り出したときも社内
ベンチャー的な組織が作られたと聞いています。
採算割れにならないよう計画生産で、
販売コストを削減するためにインターネット直販で、
あるいは少数のショップと手を組んで
今の技術で出せるTP235やTP701のアップデート版を出せない
ものでしょうかねぇ。別に過去の製品イメージにとらわれる必要
はありませんが、SONYだけにエンドユーザーのニーズを的確に
とらえた、なんて言わせない代物ができないものでしょうか。
ユーザーが自分たちでPDAを作ってしまう時代なんですし。
ま、うちはビジネスマシーン、個人向けはIシリーズで十分だ
なんてはまさか言わないとは思うけど...
あー、Sigh(ため息)。