旧型ThinkPad (753 Series) HDD換装機種別対応表


旧型ThinkPad(753シリーズ)のHDD換装について
当時まとめた資料です。今ではリンク切れも多く
役に立ちませんが一応。


2000/05/14に最後の更新をした記事です。 リンク切れやサービスの
終了等のチェックはしていません。悪しからず。
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THinkPad(TP)には色々な機種がありますが、話の進め方として
IDEのディスクパック式、IDEの固定式に分けて触れ、
残り(ESDI、SCSI)を最後に紹介します。

ディスクパックモデル(下記)はこっち
 PS/55note M23V/C23V/S33V
 TP240 310/E,315D/ED 320,330C/Cs
 TP360C/Cs/P/CE/CSE/PE 365E/ED/X/XD
 TP370C 380X/XD/Z,385XD 390/E/X 560Z
 TP600/E/X 570/E 701C/CS 750C/Cs
 TP755C/CE/CX/CD/CDV 760C/CD/L/LD
 TP760E/ED/EL/XD/XL,765D 770/E/ED/X
固定式モデル(下記)はこちら
 PS/55note5523-S,N23sx TP220,230Cs,530CS
 TP535,535E/X 235 340,340CSE,345C/CS
 TP380,380D/E/ED,385D/ED
 TP560/E/X TP i 1400Series
IDE以外のモデル(下記)はここ
 PS/55note N51xx,N27sx,C52 486 SLC(TP700C)
 TP720C,TP PowerSeries


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ディスクパック式モデル
Enhanced-IDE(E-IDE)に対応しているかしていないか、の
区別はありますが、いづれもIDEと呼ばれるタイプのHDDです。
ここで説明するのは下記のモデル、及び、項目です。

 PS/55note M23V/C23V/S33V,TP320,330C/Cs,550BJ,555BJ
 TP240
 TP310,310E,315D/ED
 TP360C/Cs/P/CE/CSE/PE,370C,750C/Cs,755C/CE/CD/CDV/CX
 TP365E/ED/X/XD
 TP380X/XD/Z,385XD,560Z,570,600,600E/X
 TP390,390E/X
 TP701C/CS
 TP760C/CD/L/LD/E/ED/EL/XL/XD,765D
 TP770,770E/ED/X
 (注)TP360/75x,760関係:IBM HDDの新旧ジャンパ設定
ハードウェアメンテマニュアルのOnlineでの入手方法
ソフトウェアリカバリーサービス

M23V/C23V/S33V,TP320,330C/Cs,55xBJ
厚さは12.7mmまでが無難で、E-IDEに対応してません。
容量はそのままでは500MB程度までが無難です。
19mmはディスクパックに収まらないという話もあります。
ケースの中身の換装自体は簡単ですが、場合によっては
HDD内のケーブルを1ピンずらす必要もありようです。
528MBを越える容量のHDDを使う場合、OntrackDeviceManagerの
ようなBIOSだましツールが必要になります。

詳しくは下記サイトを参考にしてください。
http://www.netpassport.or.jp/~wpacos/faq/hdd1.html
http://www.netpassport.or.jp/~wpacos/faq/hddpack1.html (TP550BJ関連のFAQ)

古いモデルなので当然ながら旧ネジ仕様です。

サードパーティ製品は現在は無いようです。またジャンクも
あまり見かけません。必要な場合はメタルケースのIBM用の
中古かジャンクをあたるしかないようです。
過去にはエレコム、ロジテック、セレスコーポレーションの
ActionDisk XDシリーズ、東京無線器材等幾つかの業者から
換装用製品が出ていました。セレス以外は背の低い特殊な
ベアドライブが使われていたので、普通サイズのベアドライブを
入れ替えて使う場合は、ディスクパックの背部を壊さないと
入らないという問題があります。

TP240
99/10のモデル追加の際に純正の換装用12GBディスクパックが発表
されました。ディスクパックの中身は厚さ9.5mmのもので、12.5mmは
余裕がないとの事です。最近では9.5mm12GBもありますので、そうい
うのが良いかもしれません。
ネジ穴は確認していませんが、少なくとも新ネジ対応のはずです。
ディスクパック式なのでベアドライブによる換装も容易です。

下記のサイトも参考にして下さい。

IBM TP240(2609)保守マニュアル(1999年12月)
http://www.ibm.co.jp/pc/home/manual/thinkpad.html
たぬきだんなさんの、たぬきだんな のメカフェチ?ホームページ
http://plaza19.mbn.or.jp/~tanuki_dan_na/

TP310,310E,315D/ED
厚さは12.5mmまで、容量は6.4GBまでは普通に対応可能です。
12.7mmではきついという話もあります。
ディスクパックはベアドライブ(裸の剥出し状態のドライブ)に両面テープで
アルミのカバーが上下から合わさっているだけなので、中身の換装は簡
単です。引出し易い用についている背面のテープの処理はきちんとして
ください。両面テープでHDDにカバーがくっついているのでネジ穴の位置
は関係ありません。カバーを外すのにマイナスドライバーでこじる必要が
あるかもしれません。

下記サイトも参考にしてください。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~ayaragi/
ThinkPad-ThinkPad315D (現在改装中のようです)

サードパーティ製品として
セレスコーポレーションのRDモデルがあります。
http://www.cerescorp.co.jp/rd.html
(RD2100/3200/4000/6400(2.0/3.2/4.0/6.4GB))
ディスクパックの皮が入手しにくいので、複数のHDDが必要な場合は
純正か、こういうタイプしか選択肢がありません。価格は結構高めな
ので、業務用以外は手を出しにくいかもしれません。

TP360C/Cs/P/CE/CSE/PE,370C
TP750C/Cs,755C/CE/CD/CDV/CX
厚さは19mmまで、容量は6.4GBまでは対応可能です。
TP360/750/755は共通のBIOS、TP370はTP340CSE,345C/CSと共通
ですので、各々の群の中で6.4GBに1つでも対応していれば動作確認
していないモデルでも6.4GBまでは対応できると考えています。換装実
績としては TP345CSで6.4GB、TP755CD等で6.4GBがあります。
ネジ穴の位置は発売時期からすると旧ネジタイプになります。
内蔵ディスクの換装時のジャンパ設定に付いては次項を参照してくだ
さい。マシンによってはBIOSの更新が必要な場合があります。
過去の換装実績(主にTP755シリーズ)では6.4GBがあります。

サードパーティ製品として
セレスコーポレーションのADモデルがあります。
http://www.cerescorp.co.jp/adxd.html
(AD2100/4000(2.1/4.0GB))

ディスクパックの皮が入手しにくい場合で、かつ、複数のHDDが必要な
場合は純正、あるいは、こういうタイプしか選択肢がありません。秋葉原
のロビン電子等でジャンク品が売られている事が時々あります。探せば
中古でも比較的入手できる可能性が高いものかもしれません。

以前Microtech社から「THINKPAK」という中身が空のディスクパックが出て
いましたが既に生産終了となっています。 同様の製品はセレスコーポ
レーションのActionDiskでも以前はありましたが、最近は見かけません。
米IBMのOfficial ThinkPad Proven Productsの中の
Apricorn社の製品では4,5,6GBのものがあります。

IBM HDDの新旧ジャンパ設定について
TP360/75x系やTP760系のディスクパック内蔵のHDD換装は
内部のIBM製HDDのジャンパ設定が旧タイプの場合があり、
そういう場合は、新しい規格のIBMのHDDではMaster/Slaveの
設定用ピンを折る、あるいは曲げるかしないとうまく認識しない
事があります。HDDのピンを折るのが嫌な場合はコネクタ側を
削るのも手です。

うまく認識していない場合は通常"174"といったエラーコードが
起動時に表示されます。
旧タイプのIBMのHDDのjumper. . . . 新タイプのIBMのHDDのジャンパー
. (Master) . . (Slave) . . . . . . . . . . . . . (Master) . . (Slave)
DEVICE0 . .. DEVICE1 . . . . . . . . . .. . DEVICE0 . .. DEVICE1 . . . CABLE SEL
00000 01 . . 00000 00 . . . . . . . . . . . 00000 00 . . 00000 01 . . . 00000 00
00000 01 . . 00000 00 . . . . . . . . . . . 00000 00 . . 00000 01 . . . 00000 11

東芝のHDDのジャンパー
(Master) . . . (Slave)
DEVICE0 . . DEVICE1
00000 00 . . 00000 10
00000 00 . . 00000 10

TP365E/ED/X/XD
厚さは12.7mmまで、容量は下記の通りです。
TP365E/ED . . 4.0GB未満まで
TP365X/XD . . 6.4GBまで
ディスクパックはベアドライブにアルミのカバーが上下から合わ
さり、側面のネジで固定されています。ひっくり返して(腹が上向
き)本体に装着するので、逆にならないよう注意して作業をして
ください。カバーは切り込みが組みあわせた状態でネジ留めし
ます。ネジ穴の位置はベアドライブに被さるカバーは両対応です
が、ディスクパックを固定する金具用の穴の位置が発売時期に
よって異なります。このため、全てのネジ穴を使って固定する事
ができない場合もありますが、実用上問題は少ない印象を持って
います。

サードパーティ製品として
セレスコーポレーションのSDモデルがあります。
http://www.cerescorp.co.jp/sd.html
(SD2100/4000/6400(2.1/4.0/6.4GB))
*4GBはTP365E/EDでは未対応になっています。

ディスクパックの皮が入手しにくいので、複数のHDDが必要な
場合は純正、あるいは、こういうタイプしか選択肢がありません。
なお、秋葉原のPS/PLAZA WAMATASUでディスクのカバー
(ベゼル)が売られていた事があります。
PS/PLAZA WAKAMATSU
http://www.wakamatsu.co.jp/psplaza/index.html

TP380X/XD/Z,385XD,560Z,570,600,600E
厚さは12.7mmまでが無難で、容量は下記の通りです。
TP380X/XD/Z,385XD,560Z :6.4GBまで
TP570,600,600E/X :10GB可(TP600ではBIOS UPDATE必要)
ネジ穴の位置は以前は両対応でした。
最近のモデルでは新ネジだけになっている可能性もあります。

サードパーティ製品として
セレスコーポレーションのVDモデルがあります。
http://www.cerescorp.co.jp/vd.html
(VD4000/6400/10000(4.0/6.4/10.0GB))
*10GBはTP380X/XD/Z,385XD,560Zでは未対応になっています。
. TP600ではBIOS UPDATEが必要な場合があります。

ディスクパックの皮が入手しにくいので、複数のHDDが必要な
場合は純正、あるいは、こういうタイプしか選択肢がありません。

TP570,600,600Eで2台目として使う場合は
ThinkPadウルトラスリムHDDアダプター 05K5336
(UltraslimBay Hard Disk Drive Adapter)(FRU P/N 05K5338)
が必要です。この場合、2nd IDE I/Fへの接続になるため、ジャン
パはMasterのままで使用可能です。据え置き用途では特にしなく
ても構いませんが、携帯するのであれば、ベアドライブに金具をネ
ジで固定する方が無難です。この金具はIBM部品センター、あるい
は、PS/PLAZA WAKAMATSUで特製金具として入手できます。

純正ではTP570,600,600E用に
6.4GB/10GBのHard Disk Driveがオプションで
用意されています。

【TP570でのIBM 12.5mm厚 18GB以上のHDD換装】
570ではIBMの12.5mmの18GB HDDは物理的に干渉して
障害を起こしやすく装着は止めておいた方が良いという話が
@niftyの方で出ました。DARA-218000以降の12.5mm厚の
ものは使用を避けた方が無難です。動作実績はありますが、
パームレスト部に圧力がかからないよう注意が必要です。

570のパームレスト下にあるアルミの放熱板が12.5mmの18GB以上の
HDDで、従来と位置が変わったHDDのスピンドル軸と干渉して御陀仏
になり易いようです。このため、TP570の換装は基本的には9.5mm厚
のものをお勧めします。過激な改造として、該当の放熱板を壊せば
装着可能になるかもしれませんが、保守の問題等を考えると、あまり
お勧めできません。

57OEはパームレスト下には何も無い「ということなので、12.5mm厚の
18GB以上のものでも問題ないようです。

【TP600/EでのDriveCopy】
私は普段の作業はTP600/E上で2ndDiskAdapterとネット
ジャパンのDriveImageを使ってドライブ間のCOPYをする
のですが、ここのところ失敗が相次ぎました。

現象は途中でフリーズしたままで止まると言うものです。
最初はメモリー不足も考えましたが、WIN95の起動ディ
スクから起動して作業しても同じなので別の理由と考
えられました。

結局失敗した例はCOPY先の新しいHDDを2ndDisk
Adapterに装着して行った場合という事に気づきました。
うまくいった例はCOPY元が2ndに装着していた場合です。
HDDの基本区画をアクティブにする関係がからんでいる
ようですが、同様の作業をデスクトップPCで行っても
COPY作業自体の失敗はありませんから不思議です。
でも時間を無駄にしたくないため、TP600系での手順を
一応決めました。

Drive間のCOPYは相手先のディスクの容量がCOPY
元より小さい時は拒否されるようですので、通常は
マスターのイメージを作成しておいてそれを元に復元
する形で作業しています。途中で止まる現象はこの場
合でも起きています。途中で止まったHDDを別のマシン
に装着して起動ディスクでFDISKを起動し、区画をアク
ティブにすれば起動しますが、COPYが完全では無い
ようです。

あらかじめ区画を作成してその区画をアクティブにした
状態で2ndに装着してマスターのイメージがあるPCに
装着するのもいいかもしれませんが、また止まる可能
性もあり、時間がもったいないのでここでは下記の
確実な手をお勧めします。

【TP600+DriveImageの場合の私の作業手順】
起動ディスクやコマンドプロンプトでFDISK起動して
区画の削除、作成を行います。これは新品のFAT
16の区画を全部削除し、FAT32の区画に切りなおす
作業です。このとき作成したC:は必ずアクティブ(活
動区画)の状態にしてください。

<ドライブはどう作るか>
私はバックアップの領域を通常作ります。元がC,D,E
とかあれば、C:を3.5GB、D:を0.5GBという具合に作成
します。
私の場合は企業内のクライアント用途がメインですので、
個人がデータを溜め込むのを優先するなら全部C:でも
構わないと思います。D:を作成するのはC:だけ破壊する
コンピュータウイルスへの対策です。

通常機械の入れ替えの場合、前のPCのデータをC:の所定
のフォルダーだけでなく、D:にも控えを取っています。
使っているユーザーは何も意識していませんが。最悪でも
マシンを入れ替える前の状態の時点のデータが残っている
といいなぁという甘い手です。全てのドライブを破壊する
ウイルスやHDDの物理的な障害には無力です。会社として
はネットワークでのバックアップを推奨しています。

再起動します。こういう時間を惜しむのはトラブルにつながり
ます。2ndDiskAdapterにCOPY元のHDDを入れます。マニュ
アル等ではHDD固定金具を装着した状態を推奨しているよう
ですが、私はベアドライブのままそのままの出し入れしていま
す。むろん自己リスクです。復元やCOPY作業に使うDriveImage
本体は2ndのHDDの拡張区画にCOPYしています。ここでは仮
にF:\DI20Jとします。

CD-ROMと2ndDiskAdapterを入れ替える。むろん慣れた方なら
2ndディスクアダプターとイメージ入りの2台目HDDを最初から
入れた状態で1.の作業を行っても構わないのですが、間違え
て2ndの区画をふっとばしてしまう危険性もあります。目安は
壊すのはFAT16のドライブ、触らないのはFAT32のドライブと
言うことです。

FAT16で使う場合はそもそもサイズの変更が既にMAX値で
ドライブが作られているためできないので、こんなことをする
必要はありません。NTでのFAT16のドライブは2047といった
数値で指定しないとDOSで読めない変なFAT16ができてしま
うかもしれません。NTには疎いのですが、そんな経験をした
ことがあります。

起動ディスクで起動します。A:>F:→F:>CD\DI20J→F:\DI20Jで
PQDI起動。

後は復元なりDrive間のCOPYなりをしてください。

<備考:1> UltraSlimBay用のオプション
. . . . . . .(下段は米IBMのID#,FRU P/N)
スーパー・ディスク(LS-120)ドライブ . . . 20L1929
(SuperDisk(LS-120)UltraslimBayDrive) 20L1929 FRU P/N 20L1922

Zip 100MB ウルトラスリムベイドライブ 37L1504<-TP600/600E用
(IBM Zip 100MB UltraslimBay Drive) . . 37L1504 FRU P/N 37L1506)<-600
Zip 100MB ウルトラスリムベイドライブ 37L1507<-TP570用

ウルトラスリム CD-ROMドライブ  . . . . 05K9122
(Internal 24X-10X CD-ROM Drive) . . . 12J2471 FRU P/N 05K8873

ThinkPadウルトラスリムDVDドライブ . . .05K8890
(UltraslimBay DVD Drive) . . . . . . . . . . . 05K8890 FRU P/N 05K8971

残念ながらMOの品揃えはありません。
ベゼルを付け替えてノート用の薄型CD-Rを装着して
使っている場合もあるようです。純正品ではありません。

SVGAのTP570 2644-2AJはUltraBaseが付属
しないため、ストレージ(記憶装置)関係の拡張には
別売のUltraBaseが必要になります。ウルトラベース 05K5840

<備考:2>TP570とTP600系のオプションの互換性
TP600E以降のウルトラスリム・ベイ・オプションではフロ
ントベゼルの下方がネジ止めされており、このベゼルを
外すことでTP570のウルトラベース内のウルトラスリム
ベイに装着することが可能です。

ただし、Zipドライブだけは600EとはP/Nが異なり、
37L1504のものはネジ止めされていないため互換性が
ありません。TP570には必ず37L1507を使いなさい、と
いうのがIBMのサイトにありました。使い回しを計画
されている方はご注意ください。

またTP600Eのウルトラスリムバッテリー(02K6504)は
サポートされないというのもあります。

TP390,390E/X
厚さは12.7mmまでが無難で、容量は8.4GB超でも対応
可能です。 テープで前、上下を合わせているカバー状
のディスクパックです。ネジ穴の位置は関係ありません。
標準で9.5mm厚が搭載されている場合は、木質の下敷
きが張り付いていますので、12.5mm厚に換える場合は
取り除く必要があります。

現時点ではサードパーティ製品の情報はありません。
複数のディスクパックが必要な場合は純正を買うしかない
ようです。
純正で6.4GB/10GBのHard Disk Drive with Adapterが
オプションで用意されています。ウルトラベイFXにセカンド・
ディスクパックとして装着するアダプターが含まれています。
UltraBay Adapter FRU 05K5525の単体販売は無いようです。
部品センターでどこまで入手可能かはまだ試していません。

TP390,TPi172x全てのモデルでサポートされている訳では
ないようですが、オプションとして
ThinkPadウルトラベイFX DVD/FDドライブ 05K8921
(米ではDVD/FDD BayDrive 05K8921 FRU P/N 05K8937)も
あります。

TP390X用オプションとして
4X DVD/FDD baydrive 05K9129 FRU P/N 05K9161も
あります。

TP701C/CS
厚さは12.7mmまでが無難で、 容量は6.4GBまでは
おそらくは対応可能です。安全を重視するなら4GB
程度です。換装実績としては1.44GBまでしか確認
していません。ディスクパックの皮が入手しにくいです。
ネジ穴の仕様は両対応のようです。

下記サイトも参考にしてください。
http://member.nifty.ne.jp/digiyama/pc/bata_hd.html
蝶々の HDD 換装
http://www.bekkoame.ne.jp/~landmark/landmark/tp701.html
愛機(IBM ThinkPad701C)の紹介

米IBMのOfficial ThinkPad Proven Productsの中のApricorn社の
製品では4,5,6GBのものがあります。
(*日本のTP365E/EDでは4.3GBや6.4GBは認識しなかったのに
ApricornのLISTではTP365X/XDと同様に書かれているので
ちょっと信頼度が落ちるのですが、同時期のDX4マシンは
6.4GBまで対応しているので6.4GBまではいける可能性が
高いと判断しています)。

以前Microtech社からTHINKPAKという中身が空のディスクパック
が出ていましたが既に生産終了となっています。
米IBMの純正オプションは360/540/720MBです。

TP760C/CD/L/LD/E/ED/EL/XL/XD,765D
厚さは12.7mmが無難で、容量は6.4GBまでは対応可能
です。TP360/75x用と同じくプラスチック製のケースですが、
互換性はありません。 ネジ穴の位置は最近触った事が
ないので不明です。携帯用途に使う場合は、ディスクパッ
ク内でゴトゴト揺れないように詰め物や耐熱両面テープで
固定した方がいいかもしれません。発売時期からすると
両対応している可能性は高いです。

内蔵のHDD換装については、内部のIBM製HDDのジャ
ンパ設定が旧タイプの場合があり、そういう場合は、
新しい規格(最近)のIBMのHDDではMaster/Slaveの設
定用ピンを折る、あるいは曲げるかしないとうまく認識
しない事があります。DSOA-xxxxという型番のHDDが
入っていた場合は旧タイプの可能性が高いです。TP
760C/CD/L/LDあたりは確実に旧タイプ、逆に最後の
TP760シリーズのTP765Dは最近のものと同じになって
います。IBMのHDDのジャンパ設定が変わったのに合わ
せてディスクパックの中のコネクタの信号のアサインが
変更されたと推測しています。

秋葉原でジャンクで売られているTP360/75x用のディス
クパックを買ってきて、前を向いているコネクタ部が下に
なるようかなり改造して使った方もいます。こういう話を
聞くとシステムボードとのコネクタ部の信号は一緒の
ようです。

FDD/CD-ROMが入れ替え可能なウルトラベイに
ディスクパックを使用する時は2nd Disk Adapterが
必要です。 

29H9335 セカンド・ディスク・パック用アダプタ \6,000
(米IBM 29H9333 2nd Hard Disk Adapter for 760/765)
既に生産終了品なので、必要になりそうな方は
見かけたら即入手されておいた方がいいでしょう。

日本IBM 部品センターに直接頼んでサービス部品と
して購入した話が@niftyで過去にありました。
部品番号:29H9295 部品名称:TRAY2HDD 価格:\6,000
手数料や消費税等が別途かかります。この金額について
色々論議の対象にもなるのですが、消費者が直接購入
できるメリットを優先させるためには現状のままであまり
波風を立てない方が、というのが私の意見です。
連絡先については調査中です。

TP760系ではセカンドディスクアダプターを用いることで
2台目のHDDを装着可能ですが、こういう場合、従来では
HDDのMaster/Slaveを切り替えないとうまく認識できなか
ったのに対し、TP760系では複数台内蔵の場合はジャン
パをCableSelect(CS)にするとMaster/Slaveを自動認識
するようです。

TP770用2nd DISK Adapterとの併用で、
TP770シリーズの2台目の内蔵HDDとしての使用も
可能です。
11J8836 セカンド・ディスク・パック用アダプタ(770) \8,000
が必要です。こちらも既に生産終了品です。

サードパーティ製品として
セレスコーポレーションのEDモデルがあります。
http://www.cerescorp.co.jp/ed.html
(ED2100/3200/4000/6400(2.1/3.2/4.0/6.4GB))
ディスクパックの皮が入手しにくいので、複数のHDDが必要
な場合は純正、あるいは、こういうタイプしか選択肢がありません。

以前Microtech社からTHINKPAKという中身が空のディスク
パックが出ていましたが既に生産終了となっています。この
タイプも純正のディスクパックと同様に旧型と新型の2通りの
ものがありました。ジャンクで買うときは注意してください。
米IBMの純正オプションとしては5.1GBが最大です。

TP770,770E/ED/X
厚さは12.7mmが無難で、8.4GB超対応です。米IBMで
14.1GBがオプションで用意されています。TP770では
BIOS UPDATEが必要な場合があります。TP760シリー
ズと互換性のないディスクパックです。標準の搭載容量
が大きい(770ED/Xでは8.1GBモデルあり)こともあって、
換装実績はまだ聞いていません。 ネジ穴の位置は
触った事がないので不明です。新ネジだけ、もしくは
両対応と思われます。現時点ではサードパーティ製品
の情報はありません。複数のディスクパックが必要な
場合は純正を買うしかないようです。 セレスコーポレー
ションから高価格ですが、出ている情報がうろ覚えで
あります。

TP770用2nd DISK Adapterとの併用で、TP760用ディスク
パックをTP770シリーズの2台目の内蔵HDDとして使用可能
です。
11J8836 セカンド・ディスク・パック用アダプタ(770) \8,000
既に生産終了品なので、レア・アイテム(稀少品)です。


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HDD固定式モデル
HDD固定式といっても、純正での換装部品が無いと
いうだけで、換装自体はコツさえ知っていれば容易
というモデルも結構あります。事前のチェックが成功
の可能性を高くしてくれます。なお、保証の問題に
ついてはディスクパック式よりも慎重な検討が必要
です。NIFTY等を見る限りでは無償保証期間が切れて
EMSにも入っていないから、というケースも多いようです。
EMS加入機で換装後にHDD以外の個所の修理に対応
してくれるとしたらメーカーの好意にすぎないので、
過大な期待を持たないようにしておいた方が無難です。

ここでの項目
PS/55note 5523-S,N23sx
TP220
TP230Cs
TP530CS
TP535,535E/X
TP235
TP340,340CSE,345C/CS
TP380,380D/E/ED,385D/ED
TP560,560E/X
TPiSeries
ハードウェアメンテマニュアルのOnlineでの入手方法
セレスコーポレーションによる回収方式での換装
主な換装業者
ThinkPadハードディスク・アップグレード・サービス
ソフトウェアリカバリーサービス

PS/55note 5523-S,N23sx
厚さは19mmまで、E-IDE未対応のため、そのままでは
500MB程度までが無難です。BIOSだましツールを使用
する事でうまくいく可能性もあります。小容量のHDDの
換装実績はNIFTYの大昔のログを参照すればあると
思いますが最近の実績は不明です。過去に筆者もやった
ことはありますがケーブルを切ってしまって失敗しました。
昔のマシンほど換装しにくいように感じます。

起動時に1780というエラーコードが表示される場合は
HDDのアース不良のようです。ネジ穴は旧ネジ仕様です。

TP220
厚さは12.7mmまでで、E-IDE未対応のため、そのままでは
500MB程度までが無難です。BIOSだましツールを使用する
事で800MBといった容量での換装実績はあります。
ネジ穴は旧ネジ仕様です。

マシン自体旧式ですのでLinux等での使用も多いようですが
DiskManager(DM)を使って、かつ、Linuxをインストールする
場合は事前にTP220関係のサイトをチェックしておく事を
お勧めします。

下記のWEBサイトも参考にして下さい。
おっさんのPage
http://www2.netwave.or.jp/~k-ohira/index12.htm
Shishamo's TP220 ROOM
http://www2.osk.3web.ne.jp/~shishamo/tp220.html

TP230Cs
厚さは12.7mmまでで、2.1GBあたりまでが無難のようです。
換装業者の対応表では4GBに対応している説と未対応説
がありますが、マクサスとJC WORLDという老舗2社が
4GB対応というので、多分大丈夫だと思います。
初期型の2432-YはE-IDEに対応していないので、BIOS
UPDATEが必要です。BIOSのURLは下記の通りです。

95/01/01付 TP230CS
  システムROM アップデート・ユーティリティ 1.00
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/hmjt32jp/
登録名 HMJT320.EXE
対応機種 TP230Cs
(以下は説明からの抜粋です)
*このファイルは以前にUPLOADされていたファイルです。
ディスケット作成方法を手直しして、再度UPLOADしました。
バージョンアップではありません。

ネジ穴は旧ネジ仕様です。
下記のWEBサイトも参考にして下さい。
ThinkPad230Cs向上委員会 & Chandra倶楽部 会員番号#103
http://member.nifty.ne.jp/hino/tp230cs.html

REBUILD ThinkPad 230Cs
http://www.interq.or.jp/venus/shukoh/thinkpad/

TP535,535E/X
厚さは12.7mmまでで、6.4GBあたりまでが無難のようです。
シリーズ初期は12.5mmで、後期は9.5mmに移行してきて
いるようです。スペースや放熱を考えるとできるだけ9.5mm
でやる方がいいかもしれません。HDDをコネクタに挿し込む
際に、コネクタが合わない、あるいはしっかりささってなくて、
HDDが認識されないケースを時々聞きます。FAQ並になって
いるとの事なので注意して作業してください。銅テープが貼ら
れている場合はそのまま新しいHDDに貼り替えてください。

なお、TP535シリーズの場合、他の機種よりも
IBM製HDDにしておくメリットが大きいです。
他メーカーとの相性問題に思える質問を結構見かけます。
ネジ穴は新旧両対応のようです。

下記のサイトも参考にして下さい。
Show_Taken's Home Page こどものつばさ
http://www.nn.iij4u.or.jp/~showtake/root.sht

たぬきだんなさんの、たぬきだんな のメカフェチ?ホームページ
http://plaza19.mbn.or.jp/~tanuki_dan_na/
. 同 IBM ThinkPad 535-KJ8 のHDD換装方法
http://plaza19.mbn.or.jp/~tanuki_dan_na/2606-KJ8/hddkanso.htm

PC WATCHのThinkPad 535のHDD換装実例付き
春だ! ノートPCをパワーアップしよう!! その2
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/980325/note_2.htm

会員制の@niftyでは FIBMTP1 DL8 :ThinkPad 535
#59 535hdd .lzh KF-8/MF-9 HDD換装入門編
# 4 TP535HDD.LZH TP535 HDD装換レポート
TP235
厚さは9.5mmまでで、6.4GBあたりまでが無難のようです。
換装の難易度は高いと評判です。ケースの爪を折ったり
する事が多いようです。8.4GBはIBMのBIOSで対応して
いるという話も聞きますが、換装実績自体は把握できて
いないので自信がありません。6.4GBまでの換装実績は
あります。 旧ライオスシステムがOEM用に提供していた
BIOSでは10GBでも対応しているとの事です。

モデルNP40J-70Jの最新版BIOS
http://www.ricoh.co.jp/chandra/download.html

ネジ穴は新ネジ対応のようです。
下記のサイトも参考にして、難しいと思われたら換装専門の
業者に出すことをお勧めします。
たぬきだんなさんの、たぬきだんな のメカフェチ?ホームページ
http://plaza19.mbn.or.jp/~tanuki_dan_na/
oyoneko's homepage
http://member.nifty.ne.jp/oyoneko/index.htm
. 同 IBM ThinkPad 235のハードディスク換装
http://member.nifty.ne.jp/oyoneko/goods/TP235HD/index.htm

TP340,340CSE,345C/CS
標準はTP340CSE 2610-2JDが12.5mmのWDのHDDと
いう以外は17mm厚のHDDです。換装情報はほとんど
ありませんが、IBMの6.4GBをFDISKで問題なく認識しま
した。ユーテリティがどこまで対応しているかは不明です。
ネジ穴の位置もちょっと確認していません。

換装自体は非常に簡単な機種です。細いドライバ等で
キーボードと本体の合わせ目をこじるだけでキーボードが
上に跳ね上がるので、後はアルミのカバーで固定された
HDDを取り出すだけです。Master/Slaveの設定はHDDの
ピンのジャンパ設定で行います。12.7mmではHDDをホル
ダーに固定しにくいので、12.7mm以下の場合はHDDのホ
ルダーによる固定は避けた方がいいかもしれません。
接触不良でHDDが認識されないケースも過去にありました。


キーボードをあまり動かすとシステムボードとキーボードを
結ぶシートケーブルが抜けて面倒な事になりますので、
慎重に作業して下さい。

この機種はWIN95導入の際はマウスドライバを先に導入
するか、逆にトラックポイントを殺すか、どちらかの対応を
しないと途中でフリーズしますので、注意が必要です。

この機種の資料については
会員制の@nifty
FIBMTP1 DL7 :その他の ThinkPad & PS/55note
#94 TP34X_08.LZH ThinkPad34xシリーズガイド V0.8
ぐらいしか見当たらないようです。

TP380,380D/E/ED,385D/ED
バラすためのネジが多く、また、3ドライブデザイン
モデルだと中が混みいっていて自力による換装が
面倒な機種です。筆者はこのタイプは業者に頼む
事にしています。米IBMのFTPサイトから英文の
ハードウェアメンテナンスをダウンロードしてバラし方
を見ておいた方がいいでしょう。

米IBMのFTPサイトのURL
ftp://ftp.pc.ibm.com/pub/pccbbs/mobiles/
vol4hmm.pdf 8194060 06-29-99
ThinkPad 380, 385, 560, 560E, all 760, 765 and
SelectADock III Hardware Maintenance Manual (March 1999))

TP560,560E/X
標準搭載は9.5mmか12.5mmで、容量は6.4GB
までです。560Xについては8.4GB未満ぎりぎりまで
できる可能性があります。8.4GB超を装着した場合
TP560Eでは起動すらできなくなりました。560Xは
未確認ですが、リスク度は高いので、通常は6.4GB
までにしておくのが無難でしょう。

換装方法は隠しネジを外せば簡単な方です。バラす
時にキーボードの手前の噛み合わせ部になるべく触れ
ないようにしましょう。Jの字型の金具が外れると面倒
です。また後期のモデルは9.5mm厚のためプレートが
下に入っている場合があります。初期のモデルに9.5mm
を装着してもネジで固定するのでそう違和感はないかも
しれません。HDDを固定する金具の穴は両対応です。
560X MMX233モデルでは銅テープがHDDに付いていま
したので換装する場合は新しいテープにそのまま引き
継いでください。

下記のサイトも参考にして下さい。

TP560/EについてのWEB上での判りやすいサイトは
まだ発見できていません。米IBMのFTPサイトから
英文のハードウェアメンテナンスをダウンロードして
バラし方を見ておくという手もあります。

米IBMのFTPサイトのURL
ftp://ftp.pc.ibm.com/pub/pccbbs/mobiles/
vol4hmm.pdf 8194060 06-29-99
ThinkPad 380, 385, 560, 560E, all 760, 765 and
SelectADock III Hardware Maintenance Manual (March 1999))

ただ、TP560/EとTP560XはHDDの換装方法は同じですので、
上記のサイトにあるTP560Xの保守マニュアル(英文)を参照
する手があります。サイズ的にはこちらの方が小さいです。
560xhmm.pdf 1032670 04-01-98
HMM ThinkPad 560X (Oct 1997)

会員制の@nifty FIBMTP1 DL9:ThinkPad 560
#51 560FAQ94.LZH TP560 Series FAQ 集 v0.94β 評価版が
WEB上で公開されていると一番いいのですが。
TPi 1400 Series Model 2611
標準搭載は9.5mmで12.7mmも可能、
1455では10GBも認識された情報があります。
換装は手順さえ判れば容易なようです。

ThinkPad i Series 1400(2611)保守マニュアル(1999年4月)
http://www.ibm.co.jp/pc/home/manual/thinkpad.html

Kaon's SpaceのThinkPad i 1455 HDD換装レポート
http://www.mars.dti.ne.jp/~kaoru/thinkpad.html
セレスコーポレーションによる換装
自分でできない場合に、例えば、
秋葉原のPS/PLAZA WAKAMATSUが取次ぎをしている
セレスコーポレーションの換装サービスを使う手もあります。
回収による換装サービスです。費用は他の換装専門業者
よりは高めでIBM並み、かつ、換装前のHDDは先方で廃棄と
なります。TPに詳しいメーカーなので安心感はありますが。

StragePower"CF"Series) サービス案内のURL
http://www.cerescorp.co.jp/cf.html

SP2110CF TP340CSE,345C/CS . . . . . . . . . . . . .2.1GB 保証1年 \42,000
SP2110DF TP530CS . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2.1GB . 同 . . . . \42,000
SP6410CF TP235/i143x/145x . . . . . . . . . . . . . . .6.4GB . 同 . . . . \61,000
SP2100C . TP535系、560系、380系(X/Zを除く) 2.1GB . 同 . . . . \40,000
SP3200C .. . . . . . 同 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..3.2GB . 同 . . . . \47,000
SP4000C .. . . . . . 同 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..4.0GB . 同 . . . . \54,000
SP6400C .. . . . . . 同 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..6.4GB . 同 . . . . \61,000

いつまでも2GB級のHDDの在庫があるわけでもない
でしょうから、早晩、小容量の. 換装サービスは終了
すると思います。TP380,TP235と同等のチャンドラー
IIで. 使ったことはあります。自分で換装するのが初
心者にはちょっと面倒なTP235,380系、後はコツを調
べる余裕が無い場合のTPi14xxなどではいいかも し
れません。自分で換装するのが比較的容易なTP34x
系やTP560系で有償で頼むのは私なら見送る可能性
が大です。ただ、この辺は各自の考え方によって違う
のでこれがいいとの断言はできません。WEBの更新が
あまり頻繁で無いようなので、古い機種の場合、まだ
やっているかは確認してからがいいでしょう。

主な換装業者
自力での換装ができない場合、あるいは業務用等で保証が
どうしても欲しい場合は換装を専門に行う業者に出す手が
あります。自分でやるよりコストがかかりますが、安心と少し
の保証が得られます。なお、HDDの換装自体がメーカーに
よる保証を受けられなくなる改造行為にあたります。IBMの
良心的な対応は以前も書いた通りですが、念のため換装を
する前に再度覚悟してから作業なり依頼をしましょう。

MAXUS(マクサス)Computer UPGrade Service
http://www.maxuscomputer.com/
ワークビット
http://www.workbit.co.jp/
サテライトアップグレードステーション
http://www.mobile-pc.com/sat/index.html
JC-World
http://www.jcworld.co.jp/
アイ・ツー
http://www.i-two.com/
若松通商(PS/PLAZA WAKAMATSU)
http://www.wakamatsu.co.jp/psplaza/index.html

この他IBM PC DOCKによる換装サービスもあります。
これは次項を参照してください。

ThinkPadハードディスク・アップグレード・サービス
案内のURL
http://www.ibm.co.jp/jpccinfo/pcdock/hdd_t.html

Service 名 . . . . 6.0GB . . . 8.0GB . . 9.0GB
Service 価格 . .\45,000 . .\55,000 . .\60,000
Service No. . . . 303065 . . 303059 . . 303061
TP235 . . . . . . . . . .- . . . . . . . - . . . . . . ○
TP535/535E . . . . ○ . . . . . . ○ . . . . . .-
TP535X . . . . . . . . - . . . . . . ..○ . . . . . .-
TP560/560E . . . . ○ . . .... . ..○ . . . . . .-
TP560X . . . . . . . . - . . . . . . ..○ . . . . . .-
TPi2611 . . . . . . . . - . . . . . . . - . . . . . ..○

IBM PC DOCKによる換装サービスでは、
換装前のHDDはIBMで回収・廃棄されます。
このため、導入アプリケーション、ドライバ、
データのバックアップが事前に必要です。

HDD,CPU等のマシンの改造が発覚した場合、
サービスは受けられないようです。筆者が
秋葉原のT-ZONEで560E+8.0GBを頼んだ
時は、BIOSの診断テストをカウンターで一
通りかけた後での受付でした。サードパー
ティの増設メモリーを付けていましたが、
この点は構わないようです。預ける場合は
基本的には本体だけで、ACアダプターは
持っていかなくて良いようです。

パスワードを設定している場合は、解除して
おかないといけません。換装したHDDに対し
てのみPC DOCK保証が1年適用されますが
PC本体の保証期間の延長にはなりません。

各々のサービスに対し、\4,800上乗せでソフトウェア・リカバリー
サービスの依頼も可能です。ただし、ライセンス管理の理由から
PC付属のファーストステップガイド表紙に記載されているプロダクト
IDの確認が必要になります。

    サービス名           サービスNo 価格(税別)
6.0GBHDD+ソフトウェア・リカバリー  303066   \49,800
8.0GBHDD+ソフトウェア・リカバリー  303060   \59,800
9.0GBHDD+ソフトウェア・リカバリー  303062   \64,800

ここで注目されるのは
1.8.1GBに対応していないTP535/535E,560/560Eでの
  8.0GB換装に使われるHDD
2.IBM BIOSでは8.4GB(6.4GB)と言われているTP235の
  9GB換装サービスに使われるTP235のBIOSのバージョン です。

前者の件で実際に依頼して判ったことは下記の内容です。
TP560E 8.0GB UPGRADE SERVICEに使用されているのは
IBMの最新版HDD DARA-209000の特別改造品でした。
通常DARA Heads: 15 Cylinders: 16383 Sects/Trk: 63 9.0GB
改造DARA Heads: 15 Cylinders: 16351 Sects/Trk: 63 (8.0GB)

WIN95でのFDISKで7530MB、FORMAT時7696MBとなりました。
ベアドライブには、アップグレード済み部品は、取り付け機器の
性能にあわせる為、 本来の容量とは異なっております、と書か
れたラベルが貼られていました。

問合わせ先
PC DOCK総合案内
TEL 046-273-2233 平日10:00-17:00

ソフトウェアリカバリーサービス
購入当時の状態に戻してくれるというものです。
ただし、下記のモデルは対象外になりますので自力での
再構築をしないといけません。

 TP220,320,330C/Cs,340,340CSE,345C/CS,370C,550BJ,555BJ,
 TP710T,730T/TE,720C,750C/Cs,PowerSeries,
  その他、英語版、及び、特定の顧客向けで
  一般に販売されていない機種

案内のURL http://www.ibm.co.jp/jpccinfo/pcdock/srs_pdr.html


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IDE以外のモデル
ESDIモデル
HDD固定式 PS/55note N51sx/SLC,N27sx
ディスクパック式 PS/55note C52 486 SLC(TP700C)
           TP720C
パーツの入手を考えると換装はムリです。
そういう意味で中古でこれらを買うのは趣味以外
ではお勧めしません。ESDIモデルでHDDの拡張
を行う場合はパラレルポート経由のSCSI接続が
無難です。また、TP720CはPCカード経由も可能です。
SCSIモデル
ディスクパック式 PowerSeries 820,850
2.5"のSCSI HDDは現状では入手が困難なので
換装は難しいです。そういう意味で中古でこれらを
買うのは趣味以外ではお勧めしません。
拡張性についてはOSがAIXのため対応状況が
不明です。
PCMCIA TypeIII HDDモデル
携帯性を重視したマシンに搭載されています。
PenPCのTP730T/TEやParmTop PC110です。
この手の進歩等ちょっと把握できていないので、
詳細は省略します。





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