ThinkPad 345CSのHDD換装 - ThinkPad資料館
(ThinkPad 340,340CSE,345C/CS共通)


ThinkPad 34xのHDD交換に関する記事です。重要度は
それほど無いと思われますので、サイトの容量次第で削除します


2000/11/02作成 2001/06/25更新

【関連リンク】
ThinkPad 340 ThinkPad 340CSE ThinkPad 345C/CS
HDD換装レポート  コラムのHDD関係
DiskManager2000の使い方

ThinkPad 345CSのHDD換装手順です。ディスクパック式ではありませんが
換装は先の薄いマイナスドライバー等を用意する程度で、比較的
容易にHDDを取り出して換装できます。以下、換装手順です,。

なお、Windows95のインストール時にはトラックポイントがらみのコツ
がありますので、該当の場合は下記のリンクを参照してください。
   ThinkPad 345CSの詳細  ここ

HDDは6.4GBまでは使えます。8GB超のHDDを装着して無事起動で
きるかどうかは不明ですが、リスクを避けるなら止めた方がいいでし
ょう。BIOSだましツールを使うにしろ、起動できるのが前提ですが、
HDDを装着しただけで起動できない場合も古い機種ではあります。

今回のやり方は他のThinkPad 340、340CSEでも同じやり方で実行できます。




先の薄いマイナスドライバーでケースをこじ開けようとして
いるところです。一本でもできますが、予め下の画像で、
かみ合わせの爪のある位置を確認しておいてください。



ドライバーを挿入している部分のクローズアップです。やはり
ここら辺りからがやり易いようです。



キーボードは上図のように跳ね上げることができます。面倒を
避けるため、システムボードとキーボードを接続するシート状の
ケーブルが外れないように注意してください。左からFDD、バッ
テリーのホルダー部(バッテリーの装着は底面側から行います)、
HDDとなっています。



噛み合わせ用の爪のある位置(キイーボードKB側とケース側)を
白く着色しています。キーボードを上げるためには、マイナス
ドライバーでこじって、この噛み合わせを解く必要があります。



HDDとそれにかぶさっているカバーは前部の2個所のネジで
システムボードに固定されています。このネジを緩めてHDDを
とり出します。



ディスクカバーの下にHDDがあります。本来ディスクカバーとHDD
は一体ですが、このマシンではHDDを換装した時にHDDをカバー
に固定せず、システムボードのコネクタだけでHDDを固定していた
ため、カバー前部のネジを外しただけで、こういう状態になっていま
す。HDDも手で手前に押して、コネクタから外れた状態になってい
ます。私が何回かやった経験では、HDDをカバーに固定した状態
では、システムボード側のコネクタとHDDのピンの位置が合わず、
固定しにくいケースが幾度もあったので、最終的にはカバーに
HDDを固定しないことにしています。



HDDを取り出した後の画像です。黒いものは画像では穴が
潰れてしまっていますが、IDEのコネクタ部です。



ディスクカバーとHDDの画像です。ディスクカバーは新しいHDD
では標準的な外ネジ用の穴は開いていません。したがって、
最近のHDDを使う場合は、カバーをHDDに固定しない、あるいは
カバーに細工して穴をあける必要があります。固定しなくても実
害は多分無いと思います。



ディスクカバーとHDDの固定の様子を裏からみた画像です。
ネジ穴は内側にしか開いていません。



キーボードを戻すときに、ディスプレイ側の出っ張りの下にスライド
させるような形ではめ込みます。



手前側がうまくはまらない場合は、外す時と同様に、ドライバーで
少しケース側を外側に広げてからはめるといいでしょう。

以上で作業終了です。




先頭   画像館   トップページ