ThinkPad 310 SeriesのHDD換装



最近はHDDの換装も簡単になっていて
「HDDパック」なんて言葉も死後のようです。
もう需要はないようですが、こういう時代も
あったんだ、という意味で再録しておきます。
サイトの容量が不足するような時は削除で。
(2007/12/22)

【関連リンク】
ThinkPad 310 Series
HDD換装レポート  
DiskManager2000の使い方

2000/11/05作成 2001/06/25更新
ThinkPad 310/E,315D/EDから成るThinkPad 310シリーズはディスクパック
式のHDDのため、HDDをより大容量のディスクパックに交換
する事が容易です。しかし、純正やサードパーティのディスク
パックは高価ですので、保証が必要な業務用以外では、標準
のディスクパックの中のHDDを交換して使うのが普通になるは
ずです。ここでは、その換装手順を記録しています。

使用できるHDDは12.5mm厚までで、容量は8GB未満(実質6.4
GB)です。8GB超を装着してもWIN9xではFDISKで8055MBまで
しか認識されません。

BIOSだましツールや、BIOSを使わないWindows2000では8GB
の壁を突破することも可能なはずですが、マシンスペックから
Windows2000はCPUを換装しない限り非現実的です。

BIOSだましについては、ThinkPad資料館のコラムのHDD関係の
中に動作テストや手順を書いていますので、参考にしてください。



底面です。右側の白で着色した円印の位置のネジを外して、
HDD収納部の蓋を少しずらした状態です。



HDDを取り出しているところです。ディスクパック形式で、引っ張り
出すための取っ手用の紐がついていますので、取り出しは簡単です。



ディスクパックを取り出したところです。



ちょっと細部が見難いのですが、コネクタは確か下半分に
あったはずです。あやふやですので、ディスクパックを装着
するときは、一度中を確認してください。




ディスクパックです。前に接続用コネクター、上下からHDDにかぶ
せる形をとっています。HDDはネジで固定されておらず、カバーの
組み立ては両面テープが使われていました。このディスクパックは
既に以前、中を換装しているので、オリジナルの状態は判りません。



正面からみたディスクパックです



先の細いマイナスドライバーで上下のカバーの噛み合わせ部を
狙って少しこじ開けます。力がいるかもしれません。



ドライバーでこじあけて少し隙間が開いたら指で押し上げます。



ディスクパックを構成するパーツを並べてみたところです。



各パーツを正面から見た図です。HDDの上下の位置(腹が上)
コネクタの取りつけ位置等、注意が必要です。



コネクター部のクローズアップです。Master/Slaveの
端2列がコネクタからはみ出しています。また本体に
接続するコネクタ部分は、_|~~~~といった形になって
いるのに注意してください。



ディスクパック背部の紐の噛み合わせです。紐がある
方が内側になり、外側にくるカバーの隙間から外に出します。



不鮮明ですが、ディスクパックの正面です。上が広い台形に
なっています。ただ、本体に装着するときは、マシンをひっくり
返しているので、中でどうなっているかが定かでありません。
この状態で突っ込めばいいのか、上下ひっくり返すのかが
記憶だけではあやふやなので、作業をする時は注意してください。



ディスクパックを装着します。ディスクパックのコネクタの位置と
本体側の位置を必ず確認して装着してください。入らないと思っ
た時は無理に押し込まず、一度取り出して、上下の向きを確認してください。




スライド式のふたを閉めて、ネジで留めれば完了です。




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