TP770E

2000/11/07作成

PS/PLAZA WAKAMATSUで相当安く出ていたので数台買い
こんだモデルです。何と言っても14."TFT液晶と塗装されてしっ
とりとしたケースに惚れ惚れしました。高さもTP380シリーズより
わずかに低く、女性の手でも何とか使えるということで重宝しまし
た。残念ながらCPUのPentiumII-266MHzは今となっては非力で
すし、純正のDVD-ROMオプションは入手が難しいという問題はあ
りますが、名機の一つとして挙げてもよいマシンだと思います。

   TP770Eの詳細は ここ

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全景です。真中にあるのはバッテリーやウルトラベイII
のオプションを外すための開閉機構です。



蓋をしめたところです。



キーボードです。液晶の手前のインジケータ部でバッテリーメーター
等がLEDではなくて、液晶で表示されました。



左側面です。少し出ているのがバッテリーです。



背部です。



右側面です。FDDとPC CARDスロットです。



バッテリーの取り出し方は、真中の小さなレバーを雨後買うと、
図で開いている大きなレバーが少しポップアップするので、そ
れを引き起こすと連動してバッテリーが側面から出てくる、とい
う仕組みです。ウルトラベイIIも同様の仕組みでオプションを取り
出します。



左がバッテリー、右がFDDです。



裏面です。



バッテリーの収納部です。



ウルトラベイIIの中です。



ぶ厚いので有名なTP380Zとの比較です。左がTP770Eです。
キーボードの高さはわずかにTP770Eの方が低くなっています。
TP770Eで女性がクレームを出さないで使っているのでは、斜め
にカットしてあるデザイン(TP770E)と、直角に突っ立っている無骨
なデザイン(TP380Z)から来る印象の差もあるのかもしれません。



底部です。



メモリーソケットの蓋を外したところです。SDRAM SO-DIMMが
使用できます。カバーの白く着色したところのネジを外して、
蓋を開けます。



HDDは半円の印を書いたところの太いネジを外した後、その隣
のレバーを反対に動かし、ディスクパック収納部のカバーを外し
ます。



カバーを外しているところです。



底部の背面側にHDDの収納部があります。青いものは引っ張
り出すためのタグです。



ディスクパック収納部です。



カバーをはめるときは左側を挿しておいてからはめる、といった
形になります。カバーをはめたらレバーを動かします。そうしない
と固定用のネジ穴が空かない仕掛けになっています。



ディスクパックを引っ張り出したところです。巨大な代物で
中には17mm〜19mm厚(厳密には測定していません)のデ
ィスクが入っていました。シリーズ最初のTP770の頃から
マルチメディア用として出ていたので、当時5.1GBなんて大
容量のHDDがTP770当時にその厚さしかなく、それでこのよ
うなでかいディスクパックになったのか、と思っています。
中の換装は容易で、私の会社では9.5mm厚を使っています。



オプションのセカンドディスクパック用アダプター(TP770)
にTP770Eのディスクパックを装着したところです。



角度を変えた図です。



装着は上記のように行います。



キットにはTP770用ベースとTP760用ベースの両方が付属して
います。どちらのディスクパックでも使えるように、HDDのコネクタ
が2箇所あるのが上図で判ります。



TP760用ベースを組み込んだところです。



TP760用でディスクパックを装着したところです。



角度を変えてみた図です。



ウルトラベイIIオプションの比較として、FDD(上)とセカンドディ
スクパックアダプターを比較してみたところです。左側面では
何かの接点と思われる金属部分オ形状が微妙に違うようです。



正面です。



右側面です。FDDにコネクタがあるのが判ります。

ACアダプターは他のものと混じって判らなくなっているので
今回は収録していませんが、TP560X/Z、TP600等と同じ
56Wの幅広タイプのようです。後継のウルトラスリム56W等
も使用できるはずです。

中古として買う場合
そこそこの速度とでかい画面、使いやすいキーボードと素性は
良いマシンです。難点は内蔵オプションがDVD-RIOMという事で
入手しにくいこと、バッテリーが寿命になってきており、買うと高い
といったところでしょうか。定価で35000円です。メンテナンス用に
セカンドディスクパック用アダプター(11J8836)は持っておいた方が
便利だと思います。

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