2000/11/06作成
TP360シリーズ、TP370C、TP750C/Cs,75xシリーズ共通の
ディスクパックは秋葉原でジャンクで売られていることもありま
す。これを使ってTP760に流用するためのヒントです。実際に
認識させた訳ではありません。一つはMaster/Slaveのピンのこ
とが引っかかっているからです。ThinkPad Clubでは換装報告が
ありますので、最悪HDDのMaster/Slaveのピンを折ればなんと
かなると思います。なお、大部分はTP360/75xのHDD換装の記
事とダブります。
ディスクパックです。奥の下側にシステムボードへのコネクタがあり
ます。
シールに隠されたネジを露出させ、ネジを外します。ワッシャーが
ネジ穴の下にありますので、ネジを外した時に無くさないよう注意
してください。ネジは円の印の中にあります。
プラスティックのケースは、爪の噛み合わせで上側と下側が固定
されています。結構固いので、先の薄いマイナスドライバー等で
こじあけます。上の図では隙間にドライバーを挿しこんでいるところ
です。上下がどういう風にかみ合っているか考えて、ドライバーを
挿入する位置を決めてください。
片面の噛み合わせを外したところです。
片面が開いたら、結構力を入れて上へ剥きます。
両サイドを外したところです。
完全にバラすと上のようになります。
HDDを取り出します。これも力がいる場合がありますが、基本
的にはネジ留めされていないので取れるはずです。
取り出したHDDを正面から見た図です。
テープを剥がします。
HDDからコネクタを外します。Master/Slaveの2列まで
コネクタに入る事が判るといいのですが。画面左側の
2列のピンです。
HDDのMaster/Slaveのピンはそのままの状態でとりあえ
ずTP760に装着してみてください。174エラーが出たり、H
DDが無いと認識される場合はMaster/Slave用の2列のピ
ン折りを試してみてください。
左がTP760のディスクパック、右がTP360/75x用です。厚さも
違いますし、横幅も少し違いますので、そのままでは流用でき
ません。
TP760シリーズに使えるディスクパックとの比較です。
上2つはマイクロテックのTP760用ディスクパックです。
下左がTP760用、下右がTP360/75x用です。横幅の
違いが判ると思います。
TP360/75x用のディスクパックをTP760シリーズに流用するには
HDDとコネクタ部だけでHDDとして使うしかありません。TP360/75x
のケースを削って入るようにするのは大変そうです。
上図のようにそのままでは入りきれません。
暇があれば、手持ちのTP765D,760L等でどうなるかのテストをして
みたいとは思いますが、とりあえずヒントまで。