2000/11/29作成
TP380シリーズの2代目にあたるTP380E/EDの画像です。TP380/Dは
倉庫にしまってあるので、今回は手元にあるTP380E/EDだけです。
CPUはPentium-150MHzのTP380DからMMX150/166MHzとなった
TP380E/EDと各種あります。またディスプレイもTP380では12.1"DSTN、
TP380EはFR(First Response)DSTNといったものが搭載され、コストダ
ウンにうるさい法人向けモデルならでは、の設定がされています。
TP380E/EDの詳細は ここ
TP380EDの全景です。正面から見たところではTP380/E/ED,385D/ED
の違いはありません。直線とマッチョさが印象的なモデルです。
右側面です。下がTP380E、上が380EDです。
左側面です。下がTP380E、上がTP380EDです。電源スイッチ、IrDA、
PC CARDスロット等があります。
下がTP380E、上がTP380EDです。RS-232C、パラレル、CRT、AC、
KB/Mouseのコネクターがあります。コネクターのカバーははめ込み式
になっています。このカバーは左側が膨らんでいます(上のマシンの半
円の印の個所)。
右側面です。上がTP380ED、下がTP380Eです。TP380EDは3スピンドル
(3つの軸(ドライブ)を持つ=HDD、FDD、CD-ROM)デザインのモデルです。
下のTP380EはTP380EDのCD-ROM部の個所がFDDだけになっています。
ボリュームのダイヤル式スイッチもあります。
底部です。DIMMスロットとバッテリーの収納部があります。
DIMMスロット部です。1枚しか装着できません。144pin
EDO SO-DIMMを使用します。
以下は他のモデルとの大きさの比較です。一番上がTP380の前の
TP300系のモデルにあたるTP365X、上から2番目はTP365/380と
同時期に販売され、TP380の分厚いデザインを敬遠した私のような
ユーザーが逃げ込んだTP560、その下がTP380と並行販売された
ローエンド向けのTP310、一番下がTP380の後のスタンダードとなっ
たTP600です。
正面です。上からTP365X,560,310,380E,600です。
上からTP365X,560,310,380E,600です。ジャストA4のTP365X
から他のモデルではサイズが大きくなっているのが判ります。
右側面です。上からTP365X,560,310,380E,600です。TP380Eの
厚さが目を引きます。
以下はTP380EDとTP380Zの比較です。TP380Zはその名の通り
TP380シリーズの最終型ですが、TP380Eとはかなり変わってい
ます。この変化はTP380Zの一つ前のTP380XDで始まっていたと
思いますが、TP380X/XDは手元に無いので詳細は判りません。
左がTP380Z、右がTP380EDです。
TP380EDのKBです。
TP380ZのKBです。
正面です。上がTP380Z、下がTP380EDです。円内はTP380Zの
ステレオスピーカーです。
左側面です。上がTP380Z、下がTP380EDです。大きい円はTP380EDの
IrDAです。小さな円はTP380Zのディスクパックの取り出し口のネジです。
左側面です。上がTP380Z、下がTP380EDです。
分厚く感じるTP380/E/EDの印象は下膨れのデザインに起因するように
感じます。同じぐらいの厚さなのにTP770Eがシンプルに見えるのは、こ
れが逆のデザイン(上の方が広い)のせいでしょう。TP380Zではデザイン
が下膨れから多少変更されています。
左側面です。上がTP380Z、下がTP380EDです。
右側面です。上がTP380Z、下がTP380EDです。TP380Zでは
IrDAがTP380EDと反対側(円内)に来ています。
中古として買う場合
PC CardスロットはZVポートには対応していますが、CardBusには対応
していません。HDDは固定式ですが、換装手順さえ呑みこんでおけば
TP235や530CSといったサブノートほどの大変さはありません。ネックは
メモリがEDO DIMMということで、今手に入るのが64MB
DIMM止まりと
いう事で、最大限拡張しても80MBという事です。Windows95ならともかく
Windows98では少し重たくなってしまうかもしれません。希少な128MB
EDO DIMMが入手できたとして、実際にちゃんと認識できるかどうかは
判らないのですが。HDDは8GB超のものを装着すると起動できなくなりま
したので、換装には8GB未満のものを使ってください。CD-ROMは1stIDE
のSlave接続ということのようなので、CD-ROMが無いモデルに市販の薄
型CD-ROM/CD-Rを内蔵させる場合はSlaveにできることを確認してから
チャレンジしてください。そうでない場合は純正のドライブと接続ケーブル
が必要になります。HDDの換装に付いては別途記事をまとめますので、
そちらを参照してください。