キーボードを開けているところです。今回はデジカメを押す
ために片手でしていますが、本来両サイドのノッチを同時に
動かしてキーボードを固定しているフックを外します。
キーボードを上げたところです。メモリーの増設やHDDの換装
のためには、水色の円の中のネジを外さないといけません。
下2は中ぐらい、上は先の小さなマイナスドライバーが必要です。
ThinkPadの絵の書かれているカバーの下の左側がFDD、真中
がHDD、右側がバッテリーです。
この絵が書かれているのは春に出た最初のモデルが秋に代替
わりしてからで、今回のモデル 2J9はそれに相当します。
同様の角度で最初のモデル、6J7の図です。カバーには
絵は書かれていません。
HDDの換装のために、まずバッテリーを外します。
3つのネジを外すと、カバーをめくることが可能になります。
TP365XDはCD-ROMを内蔵しています。そのCD-ROMがHDDの上に
までかぶさっています。そのためHDDを換装するにはCD-ROMを外す
必要があります。
カバーをめくった状態です。CD-ROMの奥の方に固定用のネジが
ありますので、それを外してCD-ROMを取り外さないといけません。
時間が無いので再現の画像は撮りませんが、換装実績はあります。
慎重にCD-ROMを取り外してください。ケースから出す、あるいは、
装着する際に少し苦労したような記憶があります。
CD-ROMの無いTP365Xでの同じアングルです。
取り出したディスクパックを横から見た図です。ディスクパック
にはネジ穴が4つありますので、内ネジでも外ネジでもディスク
パックには装着可能です。
角度を変えた画像です。
ディスクパックという名前ですが、実態はHDDに上下からカバーが
かぶさっているだけですので、HDDの換装の場合は中身を入れ替
えて、同じように固定するだけで完了です。上下、前後を間違えない
ようにしてください。上のカバーの出っ張りが右上にきてネジでシス
テムボードに固定されます。上下はカバーのネジ穴の位置で確認し
てください。腹を上にセットします。販売時期が長いモデルだけあっ
て、パーツナンバーが違う場合もあります。また同じパーツナンバー
でも細部が違う場合があります。これは後で説明します。
少し判りにくいですが、手前の部分の上のカバーの出っ張りが
下の部分のスリット(切れこみ)に噛み合って固定されるように
なっています。カバーを装着するときに問題になります。
ディスクパックの固定はディスクパックをカバーの裏の固定用
金具とカバーに開いた穴を通してネジ止めすることで行います。
水色の円印は、内ネジ、外ネジ、それぞれの場合のネジ穴の
位置を示しています。また、ディスクパックの右上の出っ張りに
ある穴でも小さなネジでシステムボードに固定されます。
TP365X/XDでは最初に発売された世代と、それ以降に追加され
たモデルとでは、ディスクパックの上部の穴に違いがあります。古
いPentium-100MHzのモデル等(6Jx/7Jx)では上部にも外ネジに
対応した穴があいています(左端のもの)。これに対し、他のモデル
では上部には穴がありません(右側2つ)。したがって、ディスクパッ
クを固定用金具にしっかりと固定した場合には、自分でディスクのカ
バーに穴をあけないといけません。ただ、ディスクパックは右上の小
さなネジでもシステムボードに固定されますので、大きな衝撃を与
えなければ、システムボードとの固定が一箇所でも構わないと思い
ます。HDDのピンもコネクタに入っていますから。
以上で換装に関する説明は終わりです。