2000/11/02作成
TP340、TP340CSEと続く背面の1つしかないPC
CARD スロット
が特徴的なローエンド路線の最終モデルです。またメモリ増設
に使うIC DRAM CARDもこのモデルを最後に、以後、採用されて
いません。CPUを無改造でWindows95が使える最低スペックの
マシンでもありました。
TP345CSの詳細は ここ
TP345CSの全景です。DSTN液晶モデルなので
ディスプレイ右側のスライドスイッチは2つになって
います(TFT液晶のTP345Cでは一つ)
TP345CSのキーボードです。
電源スイッチもキーボード面にあるため、両側面には何もない
ため、画像はとりあえず省略しています。PC
CARDスロットは
背面にあります。左からKB/Mouse、CRT、PC CARD、パラレル、
RS-232Cとなっています。PC CARDはTypeIIIにも対応していますが、
TypeIIでも1枚しか使用できません。拡張性の点での難点です。
メモリ増設は底部で行います。ひっくり返して、真中の白く塗った
ところのレバーをずらしてバッテリーを外します。手前左側が外した
バッテリーです。バッテリーが無くなったあと、隣のメモリ部のカバー
を左にスライドさせて、カバーを取り出します。メモリはIC
DRAM
CARDが1枚装着できます。図では32MBのものが装着されています。
バッテリーとACアダプターについては後で収録します。
中古として買う場合
メモリが高価で入手性の悪いIC DRAM方式だというのが難点です。
CPUがDX4-75MHzのため、16MB IC DRAM CARD以上が入手で
きればWindows95でも何とか業務用で使えると思います。6.4GBまで
対応していますし、HDDの換装も比較的容易です。ACアダプターは
35Wのもので、秋葉原でジャンクとしてよく売られています。もちろん
最近のウルトラスリム56W等での代用も可能です。