TP530CS

2000/11/03作成 11/26補足
【更新情報】32MB DIMM追加

TP220でマニア向けに売れ、TP230Csで一般的なユーザー
にも売れ、更にB5 ThinkPadへの評価を世間に定着させた名
機です。Mwaveの採用は個人的には嫌いでしたが、キーボー
ドと本体のコンパクトさに惹かれてプライベートユースでも使用
していた。販売時期が長いため、色々なモデルがありますが
手元にあるのはDX4-100MHzのモデルです。

   TP530CSの詳細は ここ

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TP530CSの正面図です。画面はFD55です。
Windows95化しておらず、DOS/WIN31専用で使用していました。



キーボードの画像です。



左側面です。オーディオ(多分)と内蔵モデム用のコネクタがあり
ます。



背面です。順番は後で確認しますが、RS-232C、パラレル、CRT、
IrDAではないかと思われます。AC部が背面に無いのが特徴とい
えばそうなります。本来はカバーがありましたが、紛失しています。



右側面です。FDD、Mouse/KB、PC CARD、ACと並んでいます。



正面で蓋を開けるための機構を撮ろうとしたものです。右手前の
突き出ているものの正体は判りませんが、本体のものではない
と思います。



底部です。メモリのスロットとバッテリーの収納部があります。



TP530CS用の16MB DIMMです。切りこみの位置で3.3Vと
5Vの区別がつく、という話でしたが、両対応のものがあったり
するので、ちょっとあいまいです。切りこみは、右側手前の長
さで判別するようなものだったと思います。タイプ的には5V,72
pinDIMMで、TP370C/755Seriesと共通です。市販の98note
用DIMMを改造して作った32MBという製品もありました。



DIMMソケットに装着しようとしている図です。画面左の切れこみ
がソケットに合わない場合は3.3Vということでした。



 

TP530CS用32MBの画像です。これはPS/PLAZA WAKAMATSUで
売られていたものです。サイズは結構巨大です。





ピンが収納式というモバイル用途を想定して作られたような専用のACアダプターです。
代用品はPlug形状が台形4pinのタイプのものになります。


中古として買う場合
ACの台形4ピンのコネクタは現在では同型のコネクタを持つマシンが
無いため中古での使用には不安が残ります。この手のジャンクはあま
り見かけません。とりあえずTP760シリーズ用のものが使えます。

メモリも72pin 5V DIMMというのが新品ではほとんど入手できないと思い
ます。通常は20MBまで、という最大メモリ(32MBは大手メーカー製品とし
ては出回っていません)を考えるとWindows95でも使用は厳しいかもしれま
せん。特に初期の遅いCPUモデルはDOS専用と考えた方がよいと思います。

HDDは6GB程度までできるのでは、と思いますが、未確認です。換装するに
は本体を解体する必要があるので、インターネット等での事前の情報収集を
お勧めします。腕に自信が無い場合はマクサスといった専門の換装業者に
改造を依頼するのも手です。また、この手の業者はCPUの載せ換えもやって
いますので、初期のモデルであれば、AMD 5x86-133MHzまでのパワーアッ
プが可能かもしれません。

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