Macと私
十年以上に渡ってウインテルマシンを使っていると
全くアーキテクチャーが違うマシンは触りにくいです。
いくら初心者に使い易いと言われても、あの便利なマウスの
右ボタンが使えなくて使い物になるか、とか、考えて
しまいます。つい先日も秋葉原にこの特集のために
Macを見に行って、ボタンすら無いマウスに驚きました。
会社にはリース物件が2回入れ替わっていますので
PowerMac7200/8100から始まって、
現在のG4MacまでDTP用に何台か導入されています。
秋葉原の店頭で触ったiBookのタッチパッド(トラックパッド)は
他社と同じく「使えねぇ」でした。
ビデオを編集が楽だと聞いているので、いずれはAVシステムの
一部としてデスクトップ用に買う可能性はありますが
今はデジタルビデオよりカメラの方が好みです。
動画より静止画優先です。これならWintelマシンで十分です。
VAIOの登場でウインテル陣営も選択肢が広がり、随分とおしゃれに
することも可能になりました。パソコンをデザインで買う事が
可能になった訳です。未だに真っ黒で実用一点張りのThinkPadに
こだわっている私には別世界の住人のようです。
アップルの最近のノートパソコンではPC CARDスロットが
無いとも聞いています。過去の資産を考えるとちょっと信じられない
仕様です。FDDの廃止に先鞭を付けたのがiMacでした。いかにも
過去の資産も大事にするビジネス界とは無縁のアップルです。
哲学が違うというか、ユーザーが甘やかすから
暴挙が許されるというのでしょうか。
ま、これが「新しい世界」なのでしょう。
老兵は死なず、ただ(闇に紛れて)消え去るのみ。
背伸びせず、安住のはずの「ビジネス」世界に帰りましょう。