PS/55 5521-Y1B (ビデオカード)


2002/03/28作成

5521Yは最後のPS/55だっただけに、JDOSが使えないDOS/V専用
モデルとしてSVGA(CirrusLogic CLGD-542x)のモデルも用意されました。
私の会社ではJDOS以外は不要だったので、日本語ディスプレイアダ
プター(DA-J)のノンインターレース版(DA-J(NI))搭載のモデルしか
買いませんでした。PS/55はフォントROMを搭載したハードウェアに
よる日本語化を行っていたマシンです。

DOS/Vと対立したPC-9801と同じ方式です。しかしDOS/Vもモードを
切りかえる(Switchする)ことでDOS/V+Windows 3.xを1024×768の
高解像度で使用することが出来ました。



  03.HDD,FDD   05.キーボード
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上蓋を外した状態です。拡張スロットは左側にあります。ビデオカード
(ディスプレイ・アダプター)は専用のスロットに装着する必要があります。
上左の一番下の長いカードがビデオカードです。



上が5521Y1B/5551L1Cに搭載されたDA-J(NI)です。
ノン・インターレース仕様です。

下は5551L0Cに搭載されたインターレースのものです。
以前のモデルは純正ディスプレイでないとまともに動作しない
事が多かったです。周波数が未対応というのが大きな原因
ですが、チラツキが防ぐための長残光(?とインターレースと
いうのが純正のディスプレイです。


http://yougo.ascii24.com/gh/01/000187.html
 ASCII24 - アスキー デジタル用語辞典 - インターレース




ノン・インターレース対応です。


インターレース仕様です。



裏面と背面の表示です。



各スロットで微妙にコネクタのピン数が位置がずれているのが
判ると良いのですが。右はカードを受けるガイドです。







一番下のスロット以外ではディスプレイアダプターは使用できません。
誤装着できないようになっています。



左が3270COAX(同軸接続)ボード、右が10Base-Tの純正LANカードです。



ライザーカードの反対側にも2枚のカードを装着できました。コン
パクトなケースの割には拡張性がありました。もっともIRQの自
動調整にも限界があるので、バッティングの問題で何枚もカード
を装着できる訳ではありません。


スロット金具もアルミ製の穴抜き加工がされた高価なものが
使用されていました。



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