TP560Z
2000/04/14更新
【更新情報】CPU換装情報
ここでの項目
仕様 概略 CPU MEMORY
HDD VIDEO AUDIO PC Card(PCMCIA) Modem
入力デバイス Utility BIOS USB・IrDA
Spesial Model OS ACアダプター・バッテリー・その他のオプション
CD-ROMからのリカバリー
中古として買う時の注意 IBMの製品ライブラリー
仕様
560Z 2640-9YJ .P2-233 64- 96(160) 4.0 - 12.1"TFT SVGA 1.9 W98
-9XJ P2-233 64- 96(160) 4.0 - 12.1"TFT SVGA 1.9 W95
-B0J P2-300 64-128(192) 6.4 - 12.1"TFT SVGA 1.9 W98
-B2J P2-300 64-128(190) 6.4 - 12.1"TFT SVGA 1.9 W95
-90J 9YJのサブモデル番号(本体表記の番号)
MEMORY 32MB 内蔵
-92J 9XJのサブモデル番号(本体表記の番号)
MEMORY 32MB 内蔵
560Z 2640-9YJ CPU P2-233 L2 512KB chipset 440BX
RAM 64-96MB(Max 160MB) 空0 144pin EDO DIMM
VIDEO 12.1"TFT SVGA NM128XD(NM2160)16770K表示
VRAM 2MB
HDD 4.0GB パック式 CD-ROM 無 外付FDD TrackPoint3
PC Card TI PCI-1250A CardBus/ZVport対応(Type3x1/2x2)
音源 SB Pro互換(CS4237B) USB 有 IrDA 有 Modem 無
W297xD222xH31 A4 1.9kg 56W/3W 100-240V Li-Ion 3h
価格 348K 発売 1998/09 IWS対象 OS WIN98
2640-90J 9YJのサブモデル番号(本体表記の番号)
本体はMEM 標準
32MB(内蔵)
2640-9XJ 98/12に追加発売されたWIN95モデル
価格 348K 2640-9YJとOS以外の仕様は同一
2640-92J 9XJのサブモデル番号(本体表記の番号)
本体はMEM 標準
32MB(内蔵)
2640-B0J CPU P2-300 L2 512KB chipset 440BX
RAM 64-128MB(Max 192MB) 空1 144pin EDO DIMM
VIDEO 12.1"TFT SVGA NM128XD(NM2160)16770K表示
VRAM 2MB
HDD 6.4GB パック式 CD-ROM 無 外付FDD TrackPoint3
PC Card TI PCI-1250A CardBus/ZVport対応(Type3x1/2x2)
音源 SB Pro互換(CS4237B) USB 有 IrDA 有 Modem 無
W297xD222xH31 A4 1.9kg 56W/3W 100-240V Li-Ion 3h
価格 478K 発売 1998/09 IWS対象 OS WIN98
2640-B2J 98/12に追加発売されたWIN95モデル
価格 478K 2640-B0JとOS以外の仕様は同一
概略
1998/09に発売されたTP560シリーズの最終型です。
TP560シリーズや関連するTP600,570シリーズの発売時期は下記の
ようになります。
1996/05 TP560
1997/06 TP560E
1997/11 TP560X
1998/09 TP560Z,600
1999/04 TP570
1999/04のTP570までほぼ3年に渡って基本的なデザインが変わらずに
来たことは、一番最初のコンセプトの優秀さを表しています。
TP歴代長寿モデルは個人の感覚だと下記のようになります。
当初 最終 後継
96/05 TP560 98/09 TP560Z 99/04 TP570 約3年
98/05 TP600
2年経過
96/06 TP535 98/02 TP535X 98/07 TP235 2年強
93/09 TP750C 95/09 TP755CX 95/10 TP760C 約2年
95/10 TP760C 97/04 TP760XL . 97/09 TP770 約2年
97/09 TP770 98/09 TP770X 99/夏
終了 約2年
94/09 TP360C 95/05 TP370C 96/04 TP365X 約1.5年
94/09 TP340 95/08 TP345C 96/04 TP365E 約1.5年
97/05 TP380 98/09 TP380Z 98/10 TP390 約1.5年
97/06 TP310 98/04 TP310E 98/10 TP390 約1.5年
98/10 TP390
1.5年経過
98/07 TP235
99/05 TP240 約1年
99/05 TP240
約1年経過
2640は名機TP560Xの基本構成をそのまま引き継いで、CPUを
PentiumII、チップセットを440BXにしたようなものです。ただし、
HDDがディスクパック式になるといった改良は加えられていました。
上位モデルの2640-B0Jはオンボードで64MBのメモリーを内蔵し、
最大192MBまでの拡張が可能と、560シリーズの最後を飾るに
ふさわしいモデルでした。価格設定が高めでしたので、TP560Xに
比べるとあまり出回っていないようです。弱点を挙げるとすれば、
やはりSVGAで有る事と、EDO DIMM仕様という面が今後の事を
考えるとネックになってくる可能性があります。
CPU
2640-9xxがPentiumII-233、2640-BxxがPentiumII-300になります。
外部キャッシュはCPUに内蔵されていますが、外部接続で512KB
です。L2キャッシュの速度はCPUのクロックの半分です。Mobile
PentiumIIはデスクトップ用PnetiumIIで言えば、第一世代の開発コー
ドKlamath(0.35μプロセス)ではなくて、次の世代のDeschutes(0.25
μプロセス)のものに当たります。コア電圧はP2-266で1.7V、P2-
300で1.6V、I/O電圧はどちらも2.5Vです。チップセットは440BXです。
最近は秋葉原でもMiniCartridgeの高クロックのものがジャンク屋で
放出されたりもしていますが、それをTP560Zに装着できるかどうか、
あるいはちゃんと動くかどうか、そもそもTP560Zがミニカートリッジ
か、あるいはMobileModuleなのかを含めて情報は不明ですから、
リスク度は高いと言わざるを得ません。
私の ThinkPad コレクション
ThinkPad 560Z (2640-90J)
番外編:Mobile PentiumII/300交換編
http://www.mars.dti.ne.jp/~ayase/tp/tp560z.htm
によれば、TP560Zはミニカートリッジです。
MEMORY
EDO DIMM仕様です。標準搭載はどちらのモデルも64MBですが、
2640-9xxではソケットに32MBが装着されているため、最大メモリー
量までするのであれば、標準の32MBメモリーをより大容量のものに
換装する必要があります。上位モデルの2640-B0Jはオンボード
で64MBのメモリーを内蔵してたため、ソケットに空きがあります。
128MB EDO DIMMという現在では生産終了が相次ぎ価格が高止ま
りのお宝品を使えば、2640-9xxで160MB、2640-Bxxで最大192MBま
での拡張が可能でした。128MB DIMM装着の際はTP560Xと違って
ビデオのリソースのアドレスの変更操作無しで装着可能です。
なお、128MB EDO DIMMはメーカー保証外の作業になります。一部
のメーカーでは動作確認結果をホームページで公表している場合も
ありますので、もしチャレンジされる場合は事前に確認しておいた
方がトラブルを未然に避けるという意味でお勧めです。
HDD
TP560Xまでは固定式のHDDでしたが、TP560Zではこの頃の他の
TPと共通のディスクパック式になっています。共通なのは下記の
機種です。TP380X/XD/Z,385XD,560Z,570,600,600E/X
純正のディスクパックは高価格なので、HDDの換装はディスクパック
の中味のベアドライブの交換という形になることが多いはずです。
この場合、厚さは12.5mmまで、容量は6.4GBまでが無難(8.2GB程度
までなら多分可能)、8.4GBを含む8.4GB超は認識できないか、一部
だけ認識できるかは不明、という感じになります。リスクを避ける上
ではIBMの6GB,6.4GBクラスをお勧めします。純正では6.4GBのディス
クパック(02K0518)\250,000が用意されています。
詳しくはHDD換装レポートを参照してください。
VIDEO
12.1"のTFT SVGA液晶ディスプレイを搭載しています。ビデオチップ
はNeoMagic MagicGraph 128XD(NM2160)です。VRAMは2MBで
16770K色(K=1000)表示が可能です。外部出力の際はXGA解像度
(1024x768)で65536色です。NM2160は最近ではTP240にも採用され
ているため、ドライバのバージョンがかなり上がっています。V6.28が
この手の最新版です。ただし、もし画面にゴミが出るようであれば、
コントロールパネル→システム→パフォーマンス→グラフィックスの
項でパフォーマンスの目盛りを2つぐらい左に戻してダウンさせた方
がいいでしょう。EXCELでの画面表示にゴミが残ると言ったエラーは
ドライバの更新と目盛りの調整でかなり改善できるはずです。
TP240用のV6.28をTP560Zで使う場合は自己リスクでどうぞ。
詳しくはビデオの項を参照してください。
<WIN95/98用>
99/07/23付 NM2093/2160搭載モデル(TP240を除く) WIN95/98用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/i8d315/
TP ビデオ・サポート(NM2160) Windows 95/98
V6.25.00Q
登録名 I8D319.EXE
対応機種 TP380/D/E/ED/X/XD,385D/ED/XD,535X,560X/Z,600
99/12/09付 TP240 WIN95/98用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ird104/
TP240 ディスプレイ・ドライバー (WIN95/98)
V6.28.00
登録名 IRD111.EXE
対応機種 TP240
AUDIO
SB Pro互換の音源を搭載しています。チップはCrystalSemiconductor
社のCS4237Bです。WIN95/98用のドライバは下記になります。
搭載スピーカーはモノラルです。
98/07/25付け TP380Series,560X/Z,600/E,770/E/ED,X WIN95/98用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/i7a815
TP オーディオ・サポート・ディスケット(WIN95/98)
バージョン 2.80
登録名 I7A815.EXE
対応機種TP380/380D/380E/380ED/X/XD/Z
TP385D/ED/XD,560X/560Z,600/E,770/770E/770ED
NT用等、詳しくはAUDIOの項を参照してください。
PC Card(PCMCIA)
PC Card ControllerはTI PCI-1250Aです。CardBus/ZVportに対応して
おり、Type3x1/2x2のPC Cardが使用可能です。ZVポートは上下いずれか
一方のスロットでのみ使用可能です。ただしNTではサポートされていません。
WIN95を導入する場合,Card Busを使うのであれば、OSR2以降のバー
ジョンで、Windows修正ファイルの導入と、別途CardWorksというユーティ
リティの導入が必要です。
99/03/08付 CardBus or ZVportマシン(下記) CardWorks WIN95用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ifp620/
TP CardWorks WIN95 V5.32.24.SK4
登録名 IOP6311.EXE IOP6312.EXE
対応機種 TP380/D/E/ED/X/XD/Z,385D/ED/XD,535X
TP560X/Z,600/E,770/E/ED/X
98/09/24付 TP380X/XD/Z,385XD,560X/Z WIN95用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ifo102/
TP380X/XD/Z,385XD,560X/Z WIN95 修正ファイル
ディスケット II V1.02
登録名 IEO201.EXE
対応機種 TP380X/XD/Z,385XD,560X/Z
<主な修正内容>
修正INFファイル
CardBusドライバのサポート
PCMCIAドライバの修正
具体的な手順はマニュアル、あるいは
このHPのWindows修正ファイルやPCMCIAドライバの項、
IBMのWEBサイトのIBMお客様相談センターQ&A集
http://www.ibmlink.japan.ibm.co.jp/techinfo/index.html
TP560XにWIN95を再導入してPCMCIAを認識させる方法(98/01/16)
を参照してください。
WIN98の場合は標準でCardBusに対応しているため、CardWorksの
導入は不要です。
入力デバイス
TrackPointIII(プレスセレクト機能付)を装備しています。
FDDは外付けで、TP235を除く他のサブノート系(PT110,TP220,
230Cs,530CS,535/E/X)やTP570,600/E等とドライブとケーブルを
混ぜたりしない限りにおいて共通で使えます。
ユーテリティ
他に3モードFDD用ドライバや赤外線関係のドライバ等もありますが、
ここでは省略します。必要な方はこの項の一番下のURLを参照してください。
WIN95用
2000/02/18付 TP760's,770's,600's,365X/XD,380's,560's,570's WIN95用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/itu401/
TP WIN95 ユーティリティ V4.15 2枚組
登録名 ITU4011.EXE ITU4012.EXE
対応機種 TP365X/XD,380/D/E/ED/X/XD/Z,385D/ED/XD
TP560/E/X/Z,570/E,600/E/X
TP760C/CD/L/LD/E/ED/EL/XD/XL,765D
TP770/E/ED/X
このバージョンはIE4以降を必要としないようです(未確認)
WIN95用(IE4以降未導入)が上記、IE4導入済みかWIN98以降は
下記のものになるでしょう。
ダウンロードする際は注意書きを必ず確認してください。
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ieu805/
(2000/02/17付)
TP WIN31/95/NT、OS/2 ユーティリティ・データ
III V1.02 IMUI03.EXE
対応機種 TP560/E/X/Z,570/570E
WIN95/98/2000用 (2000/02/17付)
2000/03/13付 TP WIN95/98/2000用 ユーティリティ
V1.13a
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/itu521/
TP WIN95/98/2000 ユーティリティ V1.13a 2枚組
登録名 ITU5211.EXE ITU5212.EXE
対応機種 TP365X/XD,380/D/E/ED/X/XD/Z,385D/ED/XD
TP560/E/X/Z,570/E,600/E/X
TP760XD/XL,765D,770/E/ED/X
IE4以降が導入されている場合はこちらで構わないと思われます。
ダウンロードする際は注意書きを必ず確認してください。
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ieug02/
(2000/02/17付)
TP WIN95/98/2000用 ユーティリティ・データ
III V1.10 IUUM02.EXE
対応機種 TP560/E/X/Z,570/E
NT,DOS,パーソナルエディター等他のユーティリティについては
下記を参照してください。
http://www.ibm.co.jp/pccsvc/thinkpad.html
PCハードウェア製品の修正及びサポート・プログラム
ThinkPad用プログラム・リスト
BIOS
注意!
BIOS UPDATEは危険を伴う作業なので必要な場合だけ作業してください。
バッテリーが消耗している場合はできません。作業の失敗は高額の費用が
かかるシステムボードの交換に直結しますので、作業上の注意を必ず確認
して作業してください。
自信が無い場合はIBM PC DOCKで有償で依頼する事も可能です)
IBM PC DOCKの案内 http://www.ibm.co.jp/jpccinfo/pcdock/
IBM ThinkPad 560Z
システムROM アップデート・ユーティリティ
V1.07
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ieuj01
IEUJ080.EXE V1.07 (IEET29WW 09-23-99)
(以下は説明からの抜粋です)
<問題修正/更新の概要>
[1.00]
− LCDオフ状態で電源を切ろうとした場合、警告音が鳴らない。
− ドッキング中にタイマーでサスペンドに入ろうとしてスタンバイモードに
入った後,パスワードが入力出来ない
− Windows 95インストール時、画面アップデート中に、ある状況下でハング
することがある。
− Windows 98上でパワーオンパスワードを設定している時,ドッキング中に
FnキーとF4キーを押すなどして(サスペンドではなく)スタンバイモードに
入り復帰した後、LCDオフタイマーで画面が消えると、キーなどを押して
画面がついた時にパスワード入力画面が現れてしまう
− Windows 98 ACPIモードで、新たにバッテリーを装着した場合、電源
メーターの表示が正しくない。
− UUIDが小文字で表示されない。
[1.01]
− システムの電源を切る時に、PCMCIAカードスロットに供給している電源の
切断タイミングの変更
− Windows 98のAPMモードで、リジューム後にMicrosoft社製IntelliMouseが
使用できない。
[1.02]
− LCCMで表示される、システム・プログラム・サービス・ディスケットに収め
られたBIOSバージョン情報が正しく表示されない。
(注意)
今回の変更は、ディスケットのボリュームラベルのみの変更のみで、BIOS自身
の変更はありません。したがって、システム・プログラム・サービス・ディス
ケットのVersion1.01までのBIOSアップデート(BIOSの更新)をされている方は、
今回のVersion1.02でのアップデート(更新)の必要はありません。
[1.03]
− 拡張ポートリプリケーター(EtherJet機能付き)
を使用してイーサーネッ
トワークにアクセスしている場合、システムを再起動をするとハングする
場合がある。
− ごくまれに、サスペンド状態から通常の操作状態に正しく戻れないことが
ある(通常の状況では起こりません)。
[1.04]
− [新]Windows 2000プロフェッショナル ベータ−3リリースサポート
[1.05]
− [新]Windows 2000 RC2リリースサポート
− リジューム時のパスワード入力の間、NumLock状態を解除する。
[1.07]
− [新]Windows 2000のサポート
USB・IrDA
USBポートを装備しています。ただしWIN95での安定した動作は
期待できません。赤外線通信は最高4Mbps(IrDA
V1.1準拠)です。
シャープ・モード(ASK)はサポートされません。
Modem
TP560ZにはIBMのDoubleJackModemが同梱されました。何故モデ
ムが付属していたかは不明です。家庭向けにしては高価格でしたし。
Desktop on Callトライアル・パックが添付されていたので、会社と自
宅双方での利用を想定していたのかもしれません。
IBM 56K Double Jack Modem (x2規格対応)
PCハードウェア製品の修正及びサポート・プログラム
その他用プログラム・リスト
http://www.ibm.co.jp/pccsvc/other.html
98/11/18付 IBM 56K Double Jack Modem
V.90アップグレードプログラム V1.00
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/other/dj56v9up/
IBM 56K Double Jack Modem V.90アップグレードプログラム
Version 1.00
登録名 DJ56V9UP.EXE
対応機種 IBM 56K Double Jack Modem
Data/Fax/Voice カード(02K4197)
(以下は説明からの抜粋です)
このプログラムは、IBMのオプション製品、56K
Double Jack Modem
(P/N 02K4197)のフラッシュROMを書き換えてV.90規格対応にアップ
グレードするプログラムです。このプログラムの実行には、Windows95、
Windows98 または、WindowsNT4.0 のいずれかのOSにおいて、IBM
56K Double Jack Modem がすでにインストールされていることが必要
です。 DOSでは実行できません。
【対応機種一覧】
PCカードモデム
IBM 56K Double Jack Modem Data/Fax/Voice
カード(02K4197)
Special Model
1998/09の発売当初WIN98モデルだけが発売されました。私もあえて
WIN95にダウングレードする申請を提出したりして、安定したWIN95
モデルを確保するのに相当面倒な手続きをした記憶があります。
WIN95モデルへの要望が多かったのか、1998/12にWIN95モデルが
追加されました。ただしWIN95モデルはパンフレットやシステムガイド
に載っていないことも多く、スペシャルな扱いのモデルでした。OS以外
の仕様はWIN98モデルと同等です。
2640-9XJ(9YJ相当) サブモデル番号 92J
2640-B2J(B0J相当)
OS
2640-9XJ/B2JはWIN95、2640-9YJ/B0JがWIN98モデルになります。
この頃になるとWIN98がメインでWIN95が従という扱いになっています。
リカバリー用の起動ディスクはIBM CD-20X*を想定しています。それ
以外の外付CD-ROMを用いる場合は起動ディスクの編集が必要です。
またリカバリーCDはFAT16の領域にしか導入できません。
*ポータブルCD-ROMドライブ CD-20X ID#5559200 \49,800
現在では販売終了のようです。
WIN95
市販のWIN95のパッケージではCardBus等使用できません。
マシン添付のもの、あるいは、HDD等と一緒に売られている
OSR2というOEM向けバージョンが必要です。また、その場合
でもWindows修正ファイルの導入とCardWorksも導入が必要です。
これについてはPC Cardの項を参照してください。
WIN98
WIN98モデルが用意されています。またリカバリーCDもTP560シ
リーズでは、このモデルから用意されました。
リカバリーCDを使わない形でのWIN98導入は
念のため下記のURLを参照してください。
http://www.ibm.co.jp/pc/win98/tech_info_thinkpad.html
IBM パーソナルコンピューティング
Windows98サポート情報(TPシリーズ)
WIN98SE(SecondEdition)
機種情報は調査中ですが、とりあえず下記は確認してください。
http://www.ibm.co.jp/pc/msinfo/win98se/thinkpad.html
Windows98SecondEditionサポート情報(TPシリーズ)
W2K
調査中です。
ACアダプター・バッテリー・その他のオプション
ACアダプター
標準装備は56Wで、Plugは樽(バレル)タイプ2pinです。
56W ACアダプター(2ピン) ID#12J2453 FRU #11J8974 \12,000
本体360g コード60g
最近ジャンクで売られている35W品も自己リスクなら使用可能と
思われます(充電や最高出力時に問題が起きる可能性はあります)
IBMのAC Adapterに関する公式ガイド
http://www.ibm.co.jp/pc/option/optac89/optac89a.html
私の作成したAC関係の資料
バッテリー
使用時間3.0h、充電時間はパワーオフ/サスペンド時1.5h、使用時で
2.5-3.5hです。TP560Xより0.5h短くなっています。
LiIonバッテリー・パック(ThinkPad 560) 46H4213
\25,000
バッテリーチャージャー
02K6499 \19,800 TP380/560/600/770用
TP560シリーズ共通です。
*バッテリー・パックを交換する時は、電源を切るか、ACアダプターを接続
する必要があります。
その他のオプション
ポート・リプリケーター(ThinkPad 560) 46H4219
\18,000
拡張ポート・リプリケーター 05K4872
\49,000
(EtherJet機能付) *05K4872はTP560'sではTP560Zのみ使用できます
外部ディスケット・ドライブ(2605) .
39F2073 \30,000 260g
(FDDは他のTP535,560,570,600系シリーズと互換性があります)
TrackPoint III用キャップ・セット .. 39H1354
\500
中古として買う時の注意
特に問題になるような点はありません。
保守マニュアルやユーザーズガイドについては、次の項を参照
してください。
IBMの製品ライブラリー
IBMのホームページで検索できるTP560Zの資料のアドレス
2640-9YJ/B0J
http://www.ibm.co.jp/pc/thinkpad/tp56089/tp56089a.html 98/09版
同 システムガイド http://www.ibm.co.jp/pc/home/pdf/tp56089.pdf
日本IBMのWEBサイトで入手できるマニュアル
http://www.ibm.co.jp/pc/home/manual/thinkpad.html
IBM Mobile Systems TP560Z (2640) Computer
Hardware Maintenance Manaual(1998年9月)
なお、IBMのマニュアル類の販売を行っているInfoCreate
http://shop.infocreate.co.jp/shop/i-framemanu.htmlで
SA88-6576-00 ThinkPad 560Z(2640)保守マニュアル
その他ユーザーズガイド等の入手が可能なようです。
詳しくはInfoCreateの項