TP560X
2000/04/14更新
【更新情報】参考になるWEBサイト追加
ここでの項目
仕様 概略 CPU CPU換装について MEMORY
HDD VIDEO AUDIO PC Card(PCMCIA) Modem
入力デバイス Utility BIOS USB・IrDA
Spesial Model OS ACアダプター・バッテリー・その他のオプション
CD-ROMからのリカバリー
中古として買う時の注意 IBMの製品ライブラリー
参考になるWEBサイト
仕様
560X 2640-60J MMX200 32-96 2.1 - 12.1"HPA
.SVGA 1.9 W95
-65J MMX200 32-96 2.1 - 12.1"TFT SVGA 1.9 W95
-6VJ MMX200 64-96 2.1 - 12.1"TFT SVGA 1.9 W95
-70J MMX233. 32-96 4.0 - 12.1"TFT SVGA 1.9 W95
-7VJ MMX233 64-96 4.0 - 12.1"TFT SVGA 1.9 W95
-8YJ MMX233 64-96 4.0 - 12.1"TFT SVGA 1.9 W98
-80J 8YJのサブモデル番号(本体表記の番号)
MEMORY 32MB 内蔵
560X 2640-60J CPU MMX200 L2 256KB chipset 430TX
RAM 32-96MB 空1 144pin EDO DIMM
VIDEO 12.1"HPA SVGA NM128XD(NM2160)
262K表示 VRAM 2MB
HDD 2.1GB 固定式 CD-ROM 無 外付FDD TrackPoint3
PC Card TI PCI-1250A CardBus/ZVport対応(Type3x1/2x2)
音源 SB Pro互換(CS4237B) USB 有 IrDA 有 Modem 無
W297xD222xH31 A4 1.9kg 35W/3W 100-240V Li-Ion 3.5h
価格 358K 発売 1998/02 IWS対象 OS WIN95
2640-65J CPU MMX200 L2 256KB chipset 430TX
RAM 32-96MB 空1 144pin EDO DIMM
VIDEO 12.1"TFT SVGA NM128XD(NM2160)
262K表示 VRAM 2MB
HDD 2.1GB 固定式 CD-ROM 無 外付FDD TrackPoint3
PC Card TI PCI-1250A CardBus/ZVport対応(Type3x1/2x2)
音源 SB Pro互換(CS4237B) USB 有 IrDA 有 Modem 無
W297xD222xH31 A4 1.9kg 35W/3W 100-240V Li-Ion 3.5h
価格 358K 発売 1997/11 IWS対象 OS WIN95
*兼 6VJ(ViaVoiceキャンペーンモデル)のサブモデル番号(本体表記の番号)
2640-6VJ 1998/04に追加発売された65JベースのViaVoiceキャンペーン
価格 (339K) モデル。DIMM 32MB,Panasonic
KXL-808AN CD-ROM付属。
MEMORY 64MB(空ソケット0)以外の仕様は同様。
2640-70J CPU MMX233 L2 256KB chipset 430TX
RAM 32-96MB 空1 144pin EDO DIMM
VIDEO 12.1"TFT SVGA NM128XD(NM2160)
262K表示 VRAM 2MB
HDD 4.0GB 固定式 CD-ROM 無 外付FDD TrackPoint3
PC Card TI PCI-1250A CardBus/ZVport対応(Type3x1/2x2)
音源 SB Pro互換(CS4237B) USB 有 IrDA 有 Modem 無
W297xD222xH31 A4 1.9kg 35W/3W 100-240V Li-Ion 3.5h
価格 358K 発売 1997/11 IWS対象 OS WIN95
*兼 7VJ(ViaVoiceキャンペーンモデル)のサブモデル番号(本体表記の番号)
2640-7VJ 1998/04に追加発売された70JベースのViaVoiceキャンペーン
価格 (399K) モデル。DIMM 32MB,Panasonic
KXL-808AN CD-ROM付属。
MEMORY 64MB(空ソケット0)以外の仕様は同じ。
2640-8YJ 1998/07に追加発売された70Jベースに32MB
DIMMが追加された
価格 368K WIN98モデル。MEMORY
64MB(空ソケット0)とOS以外の仕様は同じ。
2640-80J 8YJのサブモデル番号(本体表記の番号)
本体はMEM 標準
32MB(内蔵)
概略
チップセットが430TXとなり、CardBusやUSBも搭載と、システムボー
ドの設計を一新したモデルです。当時TPで一斉に430TX搭載モデル
への切替が行われ、これらは名前に"X"の名前を持ちます。380X,5
35X等です。省電力の進んだCPU搭載でバッテリー持続時間も1h改善
されました。ビデオチップはNeoMagic2160が採用され、これも一新
されました。TP560シリーズ最後のTP560Zが高価格で数量が出まわ
らなかったこともあって、傍系に転落したということを考えると、TP560
XがTP560シリーズの完成形といってもいいでしょう。
1997/11にまずTFT液晶モデル2640-65J/70Jが登場しました。その
後1998/02に廉価版としてHPA液晶を搭載した2640-60Jが追加され
ました。1998/04には増設メモリとCD-ROMを同梱したViaVoiceキャン
ペーンモデル、2640-6VJ/7VJ、WIN98の登場と共に2640-70Jをベー
スに増設メモリを同梱した2640-8YJ、といった具合にモデルが追加さ
れ、1998/09に560Zが発売された後も年内一杯は在庫処分のモデル
が出まわった、時代背景を考えれば長寿モデルです。
初期でこそ、CardBus対応PC Cardが本格的に出まわりだした時期で
Cardベンダーにもノウハウが不足している中でトラブルも色々とあり、
また、せっかくのUSBもWIN95では使い物にならないといった、必ずし
もこの機種だけの問題と言いきれないものもありましたが、末期には
USB以外は安定して使うことができました。
モデル末期には20万円前後で秋葉原の量販店に多く出回り、個人的
にはTP560シリーズ最大のヒットだと思っています。PanasonicのCD-R
OMを同梱したViaVoiceキャンペーンキットもあり、CD-ROMは重宝しま
した。HDDの換装の用意さもあって1997年冬から1998年一杯かけての
ベスト・バイと言っても良いと思います。
CPU
開発コードTillamookという従来のMobilePentium(0.35μプロセス)と一線
を画す新型(0.25μプロセス)のCPUが搭載されました。2640-6xxがMMX
テクノロジ搭載Pentium-200、2640-7xx/8xxが同233MHzになります。高
速のCPUですし、TCPというデスクトップPCのように簡単に換装できるよ
うな実装方法ではありませんので、CPUの換装による高速化は難しいで
す。ノート用にMMX300までは存在していますので、もしかすると張替え
てくれる業者があるかもしれません。ただし、いたとしても、コストに釣り
合うほどの速度向上はないかもしれません。動作電圧はコア電圧1.8V、
I/O電圧2.5Vです。従来が2.45V/3.3Vだったので、発熱の低下と省電力
化の面で効果がありました。CPUの内蔵キャッシュは命令/DATA
16KB/
16KBです。L2キャッシュは外部接続で256KB搭載していますが、430TX
というチップセットは64MBまでしかキャッシュが効きません。
MEMORY
本体は標準で32MBのメモリーを内蔵しています。空きソケットは1つで、
増設は144pin EDO SO-DIMMで行います。最大搭載量は64MBを追加
しての96MBです。標準で64MBとなっているモデルは同梱の32MBを装
着した場合、メモリーを最大にするためには32MBを外して64MBと入れ
替える必要があります。128MB EDO DIMMもビデオのアドレスを変えれ
ば装着可能です。ただ、初心者には設定変更が難しい事やチップセット
が64MB迄しかL2キャッシュが効かない事、SDRAMとの価格差、生産
終了が相次ぎ入手性が悪く価格も高止まり、最近のSDRAMモデルへ
の使いまわしができないといった数々の問題を乗り越えてまでする必要
はないかもしれません。96MBでまともに動かないようなOSは使わない
ほうが、この機械のためには良いと思います。
HDD
標準搭載は9.5mmか12.5mmで、容量は6.4GBまでです。
8.2GB程度のHDDでWIN95のDOSプロンプトで起動できましたので
このモデルは8.4GBぎりぎりまでなら使えるかもしれません。ただし
市販のベアドライブで適当なものが無いようなので、結果的に最大
で6.4GBということにしています。8.4GB超のHDDを装着した場合に
どう認識されるかについては調査中です。起動できないのか、8.4
GBまでなら使えるのかとか。
ディスクパック式ではありませんが、HDDの換装は比較的簡単です。
背面の隠しネジを外すことでキーボード部を外すことができます。
TP560のハードウェアの保守マニュアルはWEB上では米IBMのもの
しかありません。
米IBMのFTPサイトのURL ftp://ftp.pc.ibm.com/pub/pccbbs/mobiles/
560xhmm.pdf
1032670 04-01-98 HMM TP560X (Oct
1997)
固定式のHDDとなっていますが、換装は隠しネジを外せば簡単な
方です。バラす時にキーボードの手前の噛み合わせ部になるべく触
れないようにしましょう。Jの字型の金具が外れると面倒です。
後期のモデルは9.5mm厚のためプレートが下に入っている場合が
あります。初期のモデルに9.5mmを装着してもネジで固定するので
そう違和感はないかもしれません。気になるのであれば、ゴム足を
探して付けるとかあるようです。HDDを固定する金具の穴は新旧両
対応です。560X MMX233モデルでは銅テープがHDDに付いていま
したので換装する場合は新しいテープにそのまま引き継いでください。
詳しくはHDD換装レポートを参照してください。
インターネット上の資料としては下記のものがあります。
(TP560Eですが、基本的なやり方は同じです。)
ふぃがろのパソコン生活
http://homepage1.nifty.com/PC-life/index.html
VIDEO
12.1"のSVGA液晶ディスプレイを搭載しています。廉価機の位置付
けの60JがHPA液晶、それ以外のモデルがTFT液晶を搭載していま
す。HPAは:ハイ・パフォーマンス・アドレッシングの略で通常のDSTN
液晶に比べコントラストと輝度が向上したものです。ビデオチップは
NeoMagic MagicGraph 128XD(NM2160)です。VRAMは2MBで、TFT
液晶モデル、HPA液晶モデルとも262K色(K=1000)表示が可能です。
外部出力の際はXGA解像度(1024x768)で65536色です。NM2160は
最近ではTP240にも採用されているため、ドライバのバージョンが
かなり上がっています。V6.28がこの手の最新版です。ただTP560Xで
使う場合はコントロールパネル→システム→パフォーマンス→グラフィ
ックスの項でパフォーマンスの目盛りを2つぐらい左に戻してダウンさ
せた方がいいでしょう。EXCELでの画面表示にゴミが残ると言った
エラーはドライバの更新と目盛りの調整でかなり改善できるはずです。
TP240用のV6.28をTP560Xで使う場合は自己リスクでどうぞ。
詳しくはビデオの項を参照してください。
<WIN95/98用>
99/07/23付 NM2093/2160搭載モデル(TP240を除く) WIN95/98用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/i8d315/
TP ビデオ・サポート(NM2160) Windows 95/98
V6.25.00Q
登録名 I8D319.EXE
対応機種 TP380/D/E/ED/X/XD,385D/ED/XD,535X,560X/Z,600
99/12/09付 TP240 WIN95/98用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ird104/
TP240 ディスプレイ・ドライバー (WIN95/98)
V6.28.00
登録名 IRD111.EXE
対応機種 TP240
AUDIO
SB Pro互換の音源を搭載しています。チップはCrystalSemiconductor
社のCS4237Bです。WIN95/98用のドライバは下記になります。
搭載スピーカーはモノラルです。
98/07/25付け TP380Series,560X/Z,600/E,770/E/ED,X WIN95/98用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/i7a815
TP オーディオ・サポート・ディスケット(WIN95/98)
バージョン 2.80
登録名 I7A815.EXE
対応機種TP380/380D/380E/380ED/X/XD/Z
TP385D/ED/XD,560X/560Z,600/E,770/770E/770ED
NT用等、詳しくはAUDIOの項を参照してください。
PC Card(PCMCIA)
PC Card ControllerはTI PCI-1250Aです。CardBus/ZVportに対応して
おり、Type3x1/2x2のPC Cardが使用可能です。ZVポートは上下いずれか
一方のスロットでのみ使用可能です。ただしNTではサポートされていません。
WIN95を導入する場合,Card Busを使うのであれば、OSR2以降のバー
ジョンで、Windows修正ファイルの導入と、別途CardWorksというユーティ
リティの導入が必要です。
99/03/08付 CardBus or ZVportマシン(下記) CardWorks WIN95用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ifp620/
TP CardWorks WIN95 V5.32.24.SK4
登録名 IOP6311.EXE IOP6312.EXE
対応機種 TP380/D/E/ED/X/XD/Z,385D/ED/XD,535X
TP560X/Z,600/E,770/E/ED/X
98/09/24付 TP380X/XD/Z,385XD,560X/Z WIN95用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ifo102/
TP380X/XD/Z,385XD,560X/Z WIN95 修正ファイル
ディスケット II V1.02
登録名 IEO201.EXE
対応機種 TP380X/XD/Z,385XD,560X/Z
<主な修正内容>
修正INFファイル
CardBusドライバのサポート
PCMCIAドライバの修正
具体的な手順はマニュアル、あるいは
このHPのWindows修正ファイルやPCMCIAドライバの項、
IBMのWEBサイトのIBMお客様相談センターQ&A集
http://www.ibmlink.japan.ibm.co.jp/techinfo/index.html
TP560XにWIN95を再導入してPCMCIAを認識させる方法(98/01/16)
を参照してください。
WIN98の場合は標準でCardBusに対応しているため、CardWorksの
導入は不要です。
入力デバイス
TrackPointIIIを装備しています。
FDDは外付けで、TP235を除く他のサブノート系(PT110,TP220,
230Cs,530CS,535/E/X)やTP570,600/E等とドライブとケーブルを
混ぜたりしない限りにおいて共通で使えます。
TP560XのKBは概して評判は良いようです。
ユーテリティ
他に3モードFDD用ドライバや赤外線関係のドライバ等もありますが、
ここでは省略します。必要な方はこの項の一番下のURLを参照してください。
WIN95用
2000/02/18付 TP760's,770's,600's,365X/XD,380's,560's,570's WIN95用
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/itu401/
TP WIN95 ユーティリティ V4.15 2枚組
登録名 ITU4011.EXE ITU4012.EXE
対応機種 TP365X/XD,380/D/E/ED/X/XD/Z,385D/ED/XD
TP560/E/X/Z,570/E,600/E/X
TP760C/CD/L/LD/E/ED/EL/XD/XL,765D
TP770/E/ED/X
このバージョンはIE4以降を必要としないようです(未確認)
WIN95用(IE4以降未導入)が上記、IE4導入済みかWIN98以降は
下記のものになるでしょう。
ダウンロードする際は注意書きを必ず確認してください。
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ieu805/
(2000/02/17付)
TP WIN31/95/NT、OS/2 ユーティリティ・データ
III V1.02 IMUI03.EXE
対応機種 TP560/E/X/Z,570/570E
WIN95/98/2000用 (2000/02/17付)
2000/03/13付 TP WIN95/98/2000用 ユーティリティ
V1.13a
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/itu521/
TP WIN95/98/2000 ユーティリティ V1.13a 2枚組
登録名 ITU5211.EXE ITU5212.EXE
対応機種 TP365X/XD,380/D/E/ED/X/XD/Z,385D/ED/XD
TP560/E/X/Z,570/E,600/E/X
TP760XD/XL,765D,770/E/ED/X
IE4以降が導入されている場合はこちらで構わないと思われます。
ダウンロードする際は注意書きを必ず確認してください。
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ieug02/
(2000/02/17付)
TP WIN95/98/2000用 ユーティリティ・データ
III V1.10 IUUM02.EXE
対応機種 TP560/E/X/Z,570/E
NT,DOS,パーソナルエディター等他のユーティリティについては
下記を参照してください。
http://www.ibm.co.jp/pccsvc/thinkpad.html
PCハードウェア製品の修正及びサポート・プログラム
ThinkPad用プログラム・リスト
BIOS
注意!
BIOS UPDATEは危険を伴う作業なので必要な場合だけ作業してください。
バッテリーが消耗している場合はできません。作業の失敗は高額の費用が
かかるシステムボードの交換に直結しますので、作業上の注意を必ず確認
して作業してください。
自信が無い場合はIBM PC DOCKで有償で依頼する事も可能です)
IBM PC DOCKの案内 http://www.ibm.co.jp/jpccinfo/pcdock/
2000/01/20付 TP560X システムROM アップデート・ユーティリティ
V1.15
対応機種 TP560X
ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/i8uj03jp
I8UJ080.EXE V1.15 ( 12-17-99)
(以下は説明からの抜粋です)
<問題修正/更新の概要>
[1.10]
− [新]Windows98サポート。
− バッテリー少量時にハイバネーション状態からレジュームしないことがある
− バッテリーモードでWindowsNT4.0をブートすると、システムがハングアップ
することがある。
− RediSafeサスペンド状態からハイバネーション状態に入れないことがある
− 隠し領域にハイバネーション・ファイルを作成すると、ハイバネーション状態
に入れない。
− ”バッテリー小量時にハイバネーションに入る”設定にした場合、容量が少な
くなった時にハイバネーションに入るのに失敗すると電源がいきなり切れてし
まうことがある
[1.11]
− Windows95インストール時、画面アップデート中に、ある状況下でハングする
ことがある。
− ハイバネーション状態からレジュームした場合、シリアルマウスが動作しない。
− Windows98上でパワーオンパスワードを設定している時,ドッキング中にFnキーと
F4キーを押すなどして(サスペンドではなく)スタンバイモードに入り復帰した後
LCDオフタイマーで画面が消えると,キーなどを押して画面がついた時に
パスワード入力画面が現れてしまう。
<注意事項>
このシステム・プログラムの更新に伴い、次のビデオ・ドライバーの更新も行って
下さい。
IBM ThinkPad ビデオ・サポート・ディスケット
(NM 2160) 6.14.00Q
或いはそれ以降のもの
[1.12]
− リブート時にPOST301エラーが表示される
− システムの電源を切る時に、PCカードスロットに供給している電源の切断
タイミングの変更
− Windows98APMモードで、リジューム後にMicrosoft社製IntelliMouseが使用
できない。
[1.13]
− (新)Windows 2000プロフェッショナル
ベータ−3 リリース サポート
− Windows98上で、1度スタンバイモード(Fn+F3)に入ると、以降、HDDに5秒間
アクセスがないとHDDのモーターが自動的に止まる。
コントロールパネルのパワーマネージメントで設定したHDD
Offtimerは無効に
なる
− ごくまれに、サスペンド状態から通常の操作状態に正しく戻れないことがある
(通常の状況では起こりません)
[1.14]
− (新)Windows 2000 RC2 リリース サポート
− リジューム時のパスワード入力の間、NumLock状態を解除する。
− Windows 2000上でPCカードを使用している場合、一度OSのハイバネーション
機能を使うと、その後Fn+F4キーでのサスペンド機能が働かなくなる。
[1.15]
− (新)Windows 2000のサポート
USB・IrDA
USBポートを装備しています。ただしWIN95での安定した動作は
期待できません。赤外線通信は最高4Mbps(IrDA
V1.1準拠)です。
シャープ・モード(ASK)はサポートされません。
Special Model
ViaVoiceキャンペーンモデル 6VJ/7VJというのが設定されました。
いずれも増設メモリー32MBと最大20倍速のCD-ROM
(Panasonic
KXL-808AN)のキット製品です。同キャンペーンモデルはTP535X
にも設定(2606-7VJ)されました。
ソフトウェアとしてはViaVoice GOLD 日本語版が同梱されていました。
KXL-808ANのページ(W2Kドライバ等)
http://www.kme.panasonic.co.jp/kikusui/ja/cdrom/kxl808an/cdrom.htm
*KXL-808ANはPC Cardからの給電で動作可能でした(速度は低下します)
ATAPI接続のPC Cardで接続します
OS
2640-6xx/7xxはWIN95、2640-8xxがWIN98モデルになります。
WIN95
市販のWIN95のパッケージではCardBus等使用できません。
マシン添付のもの、あるいは、HDD等と一緒に売られている
OSR2というOEM向けバージョンが必要です。また、その場合
でもWindows修正ファイルの導入とCardWorksも導入が必要です。
これについてはPC Cardの項を参照してください。
WIN98
WIN98モデルが用意されていたため、WIN98導入にそれほど問題が
あるとは思いませんが、導入する場合は念のため下記のURLを参照
してください。
http://www.ibm.co.jp/pc/win98/tech_info_thinkpad.html
IBM パーソナルコンピューティング
Windows98サポート情報(TPシリーズ)
WIN98SE(SecondEdition)
機種情報は調査中ですが、とりあえず下記は確認してください。
http://www.ibm.co.jp/pc/msinfo/win98se/thinkpad.html
Windows98SecondEditionサポート情報(TPシリーズ)
W2K
調査中です。
ACアダプター・バッテリー・その他のオプション
ACアダプター
標準装備は56Wで、Plugは樽(バレル)タイプ2pinです。
56W ACアダプター(2ピン) ID#12J2453 FRU #11J8974 \12,000
最近ジャンクで売られている35W品も自己リスクなら使用可能と
思われます(充電や最高出力時に問題が起きる可能性はあります)
IBMのAC Adapterに関する公式ガイド
http://www.ibm.co.jp/pc/option/optac89/optac89a.html
私の作ったAC関係の資料
バッテリー
使用時間3.5h、充電時間はパワーオフ/サスペンド時1.5h、使用時で
2.5-3.5hです。TP560より0.5h、TP560Eより1h使用時間は増加しています。
LiIonバッテリー・パック(ThinkPad 560) 46H4213
\25,000
バッテリーチャージャー
02K6499 \19,800 TP380/560/600/770用
TP560シリーズ共通です。
*バッテリー・パックを交換する時は、電源を切るか、ACアダプターを接続
する必要があります。
その他のオプション
ポート・リプリケーター(ThinkPad 560) 46H4219
\18,000
拡張ポート・リプリケーター 11J8997
\45,000
*同(EtherJet機能付)05K4872はTP560'sではTP560Zのみ使用できます
外部ディスケット・ドライブ(2605) .
39F2073 \30,000
(FDDは他のTP535,560,570,600系シリーズと互換性があります)
TrackPoint III用キャップ・セット .. 39H1354
\500
中古として買う時の注意
特に問題になるような点はありません。
保守マニュアルやユーザーズガイドについては、次の項を参照
してください。
IBMの製品ライブラリー
IBMのホームページで検索できるTP560Xの資料のアドレス
2640-70J/65J
http://www.ibm.co.jp/pc/thinkpad/tp56x7b/tp56x7ba.html 97/11版
同 システムガイド http://www.ibm.co.jp/pc/home/pdf/tp56x7b.pdf
2640-70J/65J/60J
http://www.ibm.co.jp/pc/thinkpad/tp56082/tp56082a.html 98/02版
同 システムガイド http://www.ibm.co.jp/pc/home/pdf/tp56082.pdf
2640-7VJ/6VJ
http://www.ibm.co.jp/pc/thinkpad/tpvia85/tpvia85a.html 98/02版
2640-8YJ
http://www.ibm.co.jp/pc/thinkpad/tp56087/tp56087a.html 98/07版
同 システムガイド http://www.ibm.co.jp/pc/home/pdf/tp56087.pdf
なお、IBMのマニュアル類の販売を行っているInfoCreate
http://shop.infocreate.co.jp/shop/i-framemanu.htmlで
SA88-5688-00 ThinkPad 560X 保守マニュアル
その他ユーザーズガイド等の入手が可能なようです。
詳しくはInfoCreateの項
英語版ですが、HMM (HardwareMaintenanceManual)が
オンラインで閲覧・ダウンロード可能です。
米IBMのFTPサイトのURL ftp://ftp.pc.ibm.com/pub/pccbbs/mobiles/
560xhmm.pdf
1032670 04-01-98 HMM TP560X (Oct
1997)
参考になるWEBサイト
分解(TP560Eですが、基本的に同じです)
ふぃがろのパソコン生活
http://homepage1.nifty.com/PC-life/index.html
全般(保守、パーツ等),US KB換装
電脳領域
http://www.ne.jp/asahi/world/trotter/sub4.htm